[管理番号:4915]
性別:女性
年齢:56歳
前に、乳管内乳頭腫と診断され、紹介状をもち、田澤先生の診察をうけました。
その結果、先生に確認できなかったことについて、教えて欲しくて問い合わせさせてください。
水曜日の受診が都合が悪く、予約もしばらく取れず。
心配で仕方がありません。
前の病院で左乳腺の「乳管内乳頭腫」と診断されました。
医師より絵を書き、説明されました。
この「乳管内乳頭腫は、周囲に乳がんが発生する」ケースがよく知られています。
そして、この「乳管内乳頭腫」は、経過観察ではなく、必要があれば、針生検、乳管造影、必要があれば、切除手術という乳がんプラザの先生の回答も見ており、その覚悟で初診に挑みました。
6月7日に、江戸川病院を初受診して、田澤先生の診察を受けました。
その結果、「針生検の必要性はまったくありません」「あなたが、安心するために針生検するのは可能ですが」ということでした。
そこで、私は、肝心なことを確認することができませんでした。
現在は、針生検の必要が全くないと言う先生のご判断ならば、半年後、再受診(予約して)、「その時の結果により針生検」ということで、先生と合意をえました。
先生が判断された「現在は全く針生検の必要はない」の根拠
(理由)を聴かないで、そのまま帰宅しました。
その後、そのことが気になってしかたがありません。
現在、先生の「針生検の必要性はまったくありません」の理由(根拠)について強く知りたいと思っています。
「乳管内乳頭腫はあるのかということ」と合わせて、教えていただけませんでしょうか?
そして、6月13日、貴院の看護師さんに電話でお話をきいてもらいまして、今月中の火曜日か木曜日の予約は無理であること、少なくとも予約は8月末になること。
予約外の水曜日しか機会がないことを知らされ、私の都合が合わず、何か方法がないものか、と相談したら、メールで質問できることを聞き、このようにメールしている次第です。
私のIDは○○です。
私の質問の要点は、
1.先生の診断で、「針生検の必要性はまったくありません」
の理由を教えていただけませんでしょうか。
その理由を、その時に聴けなかったこと、本当に後悔しています。
「乳管内乳頭腫」はあったのでしょうか? また、それ以外の所見があったのででしょうか?
2.もしも、「乳管内乳頭腫」であるならば、「針生検」「乳管内造影」「切除」もあるかと思いますが、 次回の診察12月(中旬)日まで、待っていても大丈夫でしょうか。
その時、「必要があれば針生検 検も考えましょう」という、先生との合意でよろしいでしょうか?
※看護師さんからメールで問い合わせしてもいいのではないか、と助言を頂いたので、
「秘書メール」の方から、間違ってメールさせていただきました。
規約を守らず、申し訳ありませんでした。
(看護師さんの助言があったから、秘書メールから出させていただいて もいいかなと判断してしまいました。申し訳ありません。)
ゆえに、再度、QandAから、同内容のものを送らせていただきます。
※この度の私の度重なる大病と現在の継続している治療により、私自身、精神的にかなり弱く なってきており、
その場に応じた節度ある対応や、適切な先生とのやりとりができなかった こと、今回、秘書メールへも同様の質問をしたことも含め、お手数やご迷惑をおかけしてい ると思っています。
申し訳ありません。
この数日、上記の2点について、不安になっており、かといって、都合で水曜日に行くこと ができず、予約を数ヶ月先ということにも耐えられないため、看護師さんに相談し、このよ うにメールを書く運びとなりました。
先生、お力添えをお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
乳管内乳頭腫という前医の診断に疑問があります。
○診断能力に疑問のある医師は少なくはありません。
このようなケースは質問者だけではありません。
前医で「おかしな診断をされ脅かされている」状態で当院を受診した場合、私が実際に診察をして「全く問題ない」と言っても(前医での恐怖があり)「本当に、大丈夫なのだろうか?」と心配される患者さんは数多くいらっしゃいます。
それで私は(心配ないけれど)「(針生検をして)動かぬ証拠を見せないと安心できない」のであれば、針生検をしますよ。というようにしています。
(♯(時々「こんな所見で針など刺せるか?」というような医師をQandAで見かけますが)私は、全く逆であり「患者さんがそれ(良性を良性と診断することで)で安心する」のであれば、組織診をすることはいいことだという立場にいます。(良性を良性と診断することは決して誤りではないのです)
ただ、質問者のように(その場で、針生検を希望しないのであれば)「当然ながら、針生検は行わない」ということです。
○質問者が「乳管内乳頭腫で心配な状況」だと診断した前医を信用するのであれば、前医へ戻ればいいだけの話です。
私に詰め寄っても「診断が変わる」ことは決してありません。(議論をしても全く無意味であり、そのつもりはありません)
☆私にできることは(ご本人が納得して、安心できるのであれば)「バネ式針生検なりマンモトーム生検」で確認することだけです。