[管理番号:4540]
性別:女性
年齢:40歳
先生こんにちは。
3年前から毎年乳ガン検診を受けています。
半年前の検診で、「膿疱が初めてできたので、半年後に様子を見ましょう」と言われ半年後に行った際、気になる石灰化の集まりが見つかりました。
紹介状をもらい大きい病院でマンモしてもらった結果、カテゴリー3と言われ来月針生検する予定です。
石灰化の集まりは直径5.6ミリの範囲内に7~10ほどありました。
エコーではしこりは確認できませんでした。
先生は、通常は10%ほどの確立で癌なのだけれど、私の場合変化が見られるしもう少し%が高くなりそうだと言われました。
そこで質問なのですが、半年でできた石灰化の集まりがが癌だとすると、進行スピードが早いのでしょうか?
病院がかなり混んでいるので次の診察までに時間がかかるので、その間にも進行しているのではと不安です。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「通常は10%ほどの確立で癌なのだけれど、私の場合変化が見られるしもう少し%が高くなりそうだと言われました。」
⇒(実際に画像を見ていませんが)
私も、その医師と同意見です。
「そこで質問なのですが、半年でできた石灰化の集まりがが癌だとすると、進行スピードが早いのでしょうか?」
⇒全く違います。
「半年間で変化」というのは「石灰化の原因として癌を疑う」根拠とはなりますが、(癌だと仮定して)「進行スピードが早い」などでは全くありません。
○もしも「癌だと仮定」しても「非浸潤癌が想定」され、「進行がどうこう」いうような状況ではありません。
ST-MMTをする予定だとは思いますが、「もしも、検査しないなら、半年後の経過観察」となる程度のことなのです。
「その間にも進行しているのではと不安」
⇒全く無用な心配です。