［管理番号:4353］
性別:女性
年齢:50歳
初めて質問させていただきます。
昨年7月に右乳房温存手術(22mm1個、リンパ節から15mm1個を摘出、郭清なし)を受け、術後病理診断は、トリプルネガティブ、ステージ2b,グレード3、ki67は70％でした。
治療は抗がん剤投与後放射線治療となり、8月からEC療法を4クール行い、パクリタキセル(ウィークリー)9回が終わり、10回目をしようとしたところ、骨髄抑制により白血球1400と治療中最低となり、放射線治療が控えていることもあり、抗がん剤終了を提案されました。
EC療法中も白血球減少が著しく、2クール目から、白血球をあげる注射をしながらでした。
パクリタキセルでも、白血球が2000台前半が多く、毎回厳しい状況でした。
トリプルネガティブは抗がん剤治療しかないことから、残り3回をやらないでよいのか不安です。
田澤先生のご見解を伺えますでしょうか。
宜しくお願いいたします。
なお、放射線治療は術後32週目からとなります。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「トリプルネガティブは抗がん剤治療しかないことから、残り3回をやらないでよいのか不安」
⇒気持ちは解りますが…
　ｗｅｅｋｌｙＰＴＸを９回までやっているのだから、それでいいでしょう。（実際問題として）
　○ただし、（もしも私の患者さんで）どうしても（気持ちの上で）完遂したいという意志が強かった場合には…
　　フィルグラスチムを投与しながら「完遂」に協力しますが…