乳がんに関するQ&A 回答を公開しました。
腫瘍径(浸潤径)について [管理番号:3655] 先生にお伺いしたいのは、腫瘍径(浸潤径)のことです。最初は、18mmの腫瘍と7mmの腫瘍が密着するように並んでいることから 18+7=25mm(ステージ2A:無治療時の再発率30%)が診断結果でした。 その後、CTやMRIなどの検査をした結果、二つの腫瘍の間には隙間があるので大きい方を主腫瘤としてステージを改めるといわれ、18mm(ステージ1:無治療時の再発率20%)となりました。 ところが、術後の病理結果レポートを見ますと、腫瘍径39×18mm(ステージ2A:無治療時の再発率は40%)と倍に悪化しており、仰天しました。 |
病理組織検査の結果について [管理番号:3488] 組織学的には、A-L列にかけて腫瘍は存在し、浸潤癌成分はA-J列にかけて認められます。浸潤癌成分の多くはリンパ管腫瘍塞栓よりなり、間質に浸潤する成分は、硬癌の像を呈します。 リンパ管腫瘍塞栓を含めた浸潤癌成分は散在性に乳腺組織内に拡がります。 リンパ管腫瘍塞栓では、核分裂像・アポトーシス像を示す細胞が散見されます。 →Q. リンパ管腫瘍塞栓とは、どの様な状態なのでしょうか? |
確定診断に向けて [管理番号:3654] 【針生検の結果:良性と言われた場合】 ・エコーではどのように見えたのですか?(楕円?、扁平?、異形?) ・画像所見と針生検の結果に大きな乖離はないのですか? ・葉状の可能性はないでしょうか? ・(経過観察と言われたら)次回の検査はいつごろですか?【針生検の結果:悪性と言われた場合】 ・治療方針 ・手術の時期 ・MRIの結果及び術式(乳管内進展・娘結節の有無) ・腫瘍径(浸潤径) ・サブタイプ ・核グレード ・腋窩リンパ節の評価(エコーで既に行っているか?) ・手術までに行う検査 <女性:45歳> |
転移再発(トリプルネガティブ)に対する所見と今後の治療選択肢について [管理番号:3636] (質問) 現時点では右胸壁以外の部位への転移は見当たっていないため、貴院で既に実施されているトモセラピー及び(現在はまだ準備段階もしれませんが)BNCTについても模索をしているのですが、13年前の初発治療時に右乳房に放射線治療を実施しているような場合は、やはり適用対象外となってしまうのでしょうか? <女性:46歳>⇒ 回答はこちらをクリックしてください。 |