[管理番号:2839]
性別:女性
年齢:40代
田澤先生いつもありがとうございます。
久しぶりに投稿させて頂きます。
リンパ節転移あり、郭清しました。
術後約半年になります。
今は仕事も復帰してますがやはり腕のだるさや痛みが時々ありますが浮腫などはみられず経過してます。
仕事でもできるだけ負担のかかるような力仕事は考慮してもらっていますが、ネットで、ある先生が負荷をかけてもリンパ浮腫は殆どおこらない、郭清した人、してない人で比較実験しても差はなかった。
というような事をかかれており、気にせず、
スポーツも、テニスやゴルフなども可能だと言う意見を拝見しました。
どちらが正しいのでしょうか?
よろしくお願いします
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「ネットで、ある先生が負荷をかけてもリンパ浮腫は殆どおこらない」
⇒これは事実です。
ただし郭清の程度(深さ)や(そもそもの)病状、患者さん側の因子(肥満があると浮腫が起こりやすい)など様々な要因が重なります。
もちろん、手術の精度も関係してきます。
「郭清した人、してない人で比較実験しても差はなかった。」
⇒小数例での比較では「いろいろな結果」がでます。
「郭清しても浮腫はめったにおこらない」ことは事実ですが、「比較すれば」実際は「差は存在」します。
「気にせず、スポーツも、テニスやゴルフなども可能」
⇒これは、術者に聞いてください。
「郭清といっても一様ではなく、また術者の精度によっても異なる」のです。