[管理番号:1552]
性別:女性
年齢:36歳
先日乳癌検診にいって、マンモグラフィに黒い影が移り、エコーの結果も同様で、3のミリのしこりが発見されました。
先生は細胞針をします。ということで、したのですが、結果がでるまで1週間かかるということで、診察は終わりました。
やはり細胞針するということは癌の可能性が高いのでしょうか?
胸の痛みなどはないのですが、自分で触ってもしこりなどはわからないんですが、結果がでるまで色々考えてしまい、毎日不安な日々を過ごしています。
色々調べていたらこのサイトに出会い、投稿させて頂きました。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「3mmのしこり」は「超音波で認識する最小の大きさ」と考えてください。
この大きさで「良悪の判断はそもそも困難」です。
「小さいから」というだけの理由で「経過観察する」医師が圧倒的に多い中「細胞診
を選択」した医師は立派だと思います。
その意味で質問者は「幸運」と言えます。
回答
「やはり細胞針するということは癌の可能性が高いのでしょうか?」
⇒そう言う訳ではないと思います。
「3mmでは画像診断には限界」があります。
漫然と経過観察するよりも「積極的に診断にいく」姿勢を私は支持します。
ある程度「細胞診の技術も高い」と想像されます。
「胸の痛みなどはないのですが、自分で触ってもしこりなどはわからないんですが」
⇒それは当然です。
3mmであれば当然「非触知」となります。(痛みはそもそも無関係です)
○重要な岐路だと思います。
必ず確定診まで到達してください。