［管理番号:4412］
性別:女性
年齢:48歳
いつも拝見させて頂いております。
知人のことで先生にご相談したい事があります。
宜しくお願い致します。
3年前に悪性葉状腫瘍で左胸を温存しました。
昨年の12月に脇腹（背中寄り）に、7センチの葉状腫瘍が見つかりました。
鏡で見えにくい場所のために、気付くことが出来なかったようです。
腕を上げた時の突っ張り感はあったようです。
最初の手術を受けた総合病院にかかったのですが、腫瘍がろっ骨にくっ付いてるため手術は出来ない。
効くかどうか分からないけれど、放射線と抗ガン剤治療と言うことで、放射線が終わったところですが、やはり効果はありませんでした。
数日前に1回目の抗ガン剤をしました。
葉状腫瘍の場合、手術しか方法はないのにろっ骨にくっ付いてるために
手術が出来ないのであれば、他にどのような治療があるのでしょうか。
どうか、先生のご意見をお聞かせ下さい。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
悪性葉状腫瘍の再発ですね。
悪性葉状腫瘍（しかも再発）となれば、全身検索が必要となります。（記載がないですが、他には無いのでしょうか？）
そうなると、「局所こそ、全て」となります。
○葉状腫瘍はそもそも抗癌剤も放射線も効かない訳ですから、勝負は「手術のみ」となります。
　もしも遠隔転移がないのであれば、「勝負にでるべき」でしょう。
　つまり手術です。
　肋骨を削ってでも摘出できないのでしょうか？
　場合によっては「整形外科医」の協力のもとでの手術という考え方ができます。
「手術しか方法はないのにろっ骨にくっ付いてるために手術が出来ないのであれば、他にどのような治療があるのでしょうか。」
「どうか、先生のご意見をお聞かせ下さい。」
→場合によっては肋骨の合併切除ができないのか、整形外科医へコンサルトすることです。