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脇の下の違和感

[管理番号:4002]
性別:女性
年齢:26歳
ただ今1歳5ヶ月の娘がおり、現在も授乳中です。
(授乳回数としては夜間や日中、寝る前に添い乳をする程度です。)
今年の8月頃に右の乳頭にしこり(しこりというより一部が大きくなった感じ)と乳輪の一部に凹みができ、痛みを伴いましたが数日で痛みは消失し、しこりのようなものも気にならなくなったのでそのまま様子をみていました。
しかし10月の終わり頃からまたしこりのようなものが気になり、脇の下をつねられているような違和感もでてきたので乳腺外来でエコーをしてもらいました。
結果は授乳中によくあるトラブルということだったのですが、どうも気になります。
というのも診察もなくすぐにエコーをやり、しこりのようなものがあるのは乳頭であるということをエコー後の診察で先生が知った様子だったからです。
一応乳頭の様子も見てもらったのですが、エコーでは炎症も起きていないし気にしなくて大丈夫と言われ終わりました。
炎症も起きていないとのことですが、では脇の下の違和感はなんなのかが気になります……
乳輪もなんとなくですが右の方が色が濃いような感じで、子供もあまり右の方からはあまり飲んでくれません。
もともとよく左の方で授乳をしていたせいかもしれませんが乳房も右の方が1カップくらい小さいです。
乳房の左右差や右の方からあまり飲んでくれないということについては
どちらの胸だったかは思い出せませんが、妊娠時に陥没乳頭ぽいといわれたことがあり、これもなにか関係あるのかもと思っています。
気にするなといわれましたが乳がんではないかと心配です。
ちなみにしこりのようなものは石のようには固くありません。
熱感もないです。
乳頭にできるガンは診断も難しいというような話しを聞いたので針生検などして確定診断をしてもらったりした方がいいでしょうか?
このままなにもせずに放置しておいても大丈夫でしょうか?ご解答頂けたら幸いです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール内容は読みました。
結論から言うと「全く問題無」です。
内容はまさに「今週のコラム 54回目 『痛みだけの、(自分で)シコリとして認識しない、進行した乳癌など全くナンセンス』です。」と同一のものです。
つまり「ネットの断片的な情報」を、いくつかつなぎ合わせて「合わせ技一本」としているのです。(混ぜるな!危険 というやつです)
「脇の下の違和感はなんなのか」
⇒副乳です。
 妊娠授乳期には特に「脇にある副乳」が発達して大きくなったり、(それが刺激されて)違和感がでたり(副乳が大きくなる事自体が違和感の原因となります)
「乳輪もなんとなくですが右の方が色が濃いような感じで、子供もあまり右の方からはあまり飲んでくれません。」
⇒乳輪の病気などありません。
 御心配なく。
「もともとよく左の方で授乳をしていたせいかもしれませんが乳房も右の方が1カップくらい小さいです。」
⇒もともと「左右差はある」ものですが、授乳中は「それが顕著となり易い」ただそれだけです。
「妊娠時に陥没乳頭ぽいといわれたことがあり、これもなにか関係あるのかもと思っています。」
⇒無関係です。
 いろいろなことを考え合わせるのは「論理的な思考」としては歓迎すべき事ですが、この場合には余計な心配を作るだけです。
「気にするなといわれましたが乳がんではないかと心配」
⇒これを「小○麻○効果」と(私は)呼びます。
 あまりにも「皆さんが、我々乳腺外科医を信用していない(誤診ではないか?と疑いをかける)」ことには悲しくなります。
「乳頭にできるガンは診断も難しいというような話しを聞いた」
⇒そんなことはありません。
 乳頭部の乳管開口部からできる癌がPagetです。
 是非、『今週のコラム 5回目 「最初は乳頭なのです」』を参照してください。
 ○我々「乳腺専門医」なら一目で解ります。(ただ大学病院の若い修行中の医師だと解らない可能性があるので要注意ですが…)
  ♯指摘されなかったということは、その可能性が全く無いということです。)
「針生検などして確定診断をしてもらったりした方がいいでしょうか?」
⇒不要です。
 乳腺専門医の診断をもう少し信用してあげてください。
「このままなにもせずに放置しておいても大丈夫でしょうか?」
⇒その通りです。
 メール内容からは「癌を疑う根拠が全く無い」と断言できます。
 どうかご安心を。



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