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妻の乳がん

[管理番号:3210]
性別:女性
年齢:57歳
初めて質問します。
よろしくお願いいたします。
三月に妻の左乳房に、しこりが見つかり、大学病院で検査を受けました。
その結果、24×14㎜の癌で、先日左乳房摘出の手術を受けました。
センチネル生検で、リンパ節への転移は見つからず、サブタイプがトリプルネガティブ、グレード2、ki67は30%以上ということで、今月から半年間抗ガン剤による治療を行います。
執刀医は若い医師で、どちらかというと事務的で今一飲み込めない説明です。
この後は、dose dense AC
療法によるドセタキセル投与という形で治療するとのことです。
お聞きしたいことは、
1.上記抗ガン剤の副作用はかなりダメージが強いものなのでしょうか?
妻は脱毛などの覚悟はしていますが‥
2.半年間の投与で、転移がなければ治療は終了と考えていいのでしょうか?
3.brca遺伝子変異検査の治験の同意を求められています。
先生のお考えをお聞かせください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT2(24mm), pN0
十分な早期乳癌です。
○トリプルネガティブの場合には浸潤径5mm以上であれば、化学療法の適応があります。
 そして行う抗がん剤は「アンスラ3カ月+タキサン3カ月」が標準となります。
Dose dense療法は「効果も大きいが、副作用も大きい」治療であり、質問者のような「早期乳癌」では私なら行いません。
 
「1.上記抗ガン剤の副作用はかなりダメージが強いものなのでしょうか?
妻は脱毛などの覚悟はしていますが‥」
⇒dose denseは化学療法の回復まで「本来3週間」のところを(G-CSFなどを用いて、強引に)「2週間」でやってしまうものです。
 かなりダメージは強いです。
 結局、副作用により、3週投与となる可能性もあります。
 
「2.半年間の投与で転移がなければ治療は終了と考えていいのでしょうか?」
⇒その通りです。
 術後補助療法は「決まったメニューをやるだけ」です。
 「効いているのか?」みたいな指標は一切ありません。
 
「3.brca遺伝子変異検査の治験の同意を求められています。」
⇒皆さんには勧められません。
 「娘さんがいて、家族性乳癌が心配」という能動的理由でも無い限り不要です。



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