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トリプルネガティブ浸潤ガンの治療について

[管理番号:4835]
性別:女性
年齢:71歳
田澤先生
初めてメールさせていただきます。
毎年している定期検診で左乳房に癌がみつかり腺外検針5か所の結果
非浸潤乳管癌と診断されました。
脇のリンパには転移はなし、
4月(上旬)日に部分切除の手術
センチネルリンパ0/1切除陰性  脇のリンパ節温存、乳房内2か所に癌が発生していた、
1か月後の病理検査結果1つはホルモンが効くタイプで非浸潤、もう1つはホルモン陰性、HER2タンパク陰性でトリプルネガティブの浸潤径7ミリと診断されました。
再発率が高めなので、微小転移をたたくための科学療法をすすめられました。
① EC療法  アンスラサイクリン+シクロホスフアミド
② TC療法  ドセタキセル+シクロホスフアミド
① ②を選択して、3週間に1回を4回
その後放射線治療
病理検査説明書を頂いてないので、情報不足でしょうが、どちらを選択したほうが良いでしょうか。
(次回の診察日に頂くつもりです)
ご意見を頂けけましたら幸いです、よろしくお願い申し上げます。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
7mmのトリプルネガティブですね?
5mm~10mmまでは「化学療法は考慮する」となり、「必須ではない」ことに注意が必要です。
「① EC療法  アンスラサイクリン+シクロホスフアミド ② TC療法  ドセタキセル+シクロホスフアミド」
⇒②です。
 TC>ECがSan Antonio(2007)で発表されています。