[管理番号:4196]
性別:女性
年齢:56歳
はじめまして。
よろしくお願い致します。
母がトリプルネガティブ乳がんの診断を受けました。
診療前診断の結果は、
大きさ2.2センチ リンパ節転移なし 遠隔転移なし 病期2期
です。
手術日まで期間が空くので、進行を少しでも早く遅らせたいという母の意思により、術前治療を選択しました。
受けた化学療法は、CEF4回→DTX2回です。
この間、何も検査がなかったのですが、母が癌が大きくなっているようだと、主治医にお願いし、DTXを2回前倒し、全摘の手術の日程を決めてもらいました。
術後病理診断の結果は、癌の大きさ1.7センチ(手術前の触診では2.5くらいかな、大きくなってますねと言われたそうです。
小さくなったのかと気になり聞いたところ、卵のような細長いものを斜めに切れば、断面は短いですよね。
と言われたそうです。)
脈管侵襲ly1 v0 悪性度3 増殖能
85%高 HER2発現なし ER陰性
PgR陰性です。
治療前のセンチネルリンパ節生検で転移が見られなかったため、それから1度もリンパ節や全身の検査をしていません。
乳がん発覚から手術まで7ヶ月あいてしまったので、転移がとても心配です。
先に手術を行うべきだったと後悔しています。
もしリンパ節に転移があるのであれば、手術で取ってしまった方が良いのではと思うのですが…7ヶ月という期間では転移が映らない確認できないから検査をしないのでしょうか?
治療はこれで終了なのですが、
生存率を少しでも上げる為に他に受けられる治療はないのでしょうか?
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
驚きました!
「受けた化学療法は、CEF4回→DTX2回」
「この間、何も検査がなかった」
⇒どんな「極太」な神経を持った担当医なのでしょうか??
私であれば、毎回(3週間に1回)「もしかして(抗癌剤が効かなくて)大きくなっているのでは?」とビクビクして超音波で確認せずにはいられませんが…(小心者ですみません)
冗談はさておき…
やはり、普段から「自分で超音波をする」習慣がないから、「術前抗がん剤中の放置」となるのでしょうね。(私の感覚では到底、考えられません)
本当に困った事です。
「乳がん発覚から手術まで7ヶ月あいてしまったので、転移がとても心配」
⇒気持ちは解りますが…
センチネルリンパ節生検で陰性だったのだから心配ありません。
「治療はこれで終了なのですが、生存率を少しでも上げる為に他に受けられる治療はないのでしょうか?」
⇒私であれば…
途中で終了してしまったタキサン(ドセタキセルで2回分だから、パクリタキセルにして6回)を行います。