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右胸 2.7センチの腫瘍

[管理番号:1621]
性別:女性
年齢:51歳
田澤先生 こんにちは。
担当医にすすめれ 「乳房温存+術前化学療法」ハーセプチン+ドセタキセルを 3週に一度×4回、薬を変えFECそして、手術の予定。
エストロゲンレセプター +/-
プロゲステロンレセプター ー
HER2 8.1+
ステージ 2 リンパ節転移なし
現在、ハーセプチン+ドセタキセル 3回目を終了したところです。腫瘍は 小さくなっておりますが、やはり 「局所再発」「乳房温存+放射線治療」そして いつまでも体に腫瘍がある事の不安を 考えると 全摘手術を早く終えたいと 担当医に ハーセプチン+ドセタキセル4回終了後に手術してほしいと 話しました。
それでも、大丈夫みたいな感じの返事でしたが。
手術するまで1~2ヶ月も 空いてしまうのであれば(手術がすぐ出来ればいいのですが…) ハッキリとはしてません。
術前化学療法を 途中で止めて手術するより FECまで やってから手術した方が良いのか?
決められず田澤先生の、ご意見をお聞かせください。
そして、これからの 治療は、どのように進んでいくのか?
お忙しいと 思いますが よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「術前化学療法中」に「手術へ方向転換」ですね。
それ程珍しい事ではありません。
「乳房切除を選択」するのであれば、「化学療法は術後の方が安全」なのです。

回答

「手術するまで1~2ヶ月も 空いてしまうのであれば(手術がすぐ出来ればいいのですが…) ハッキリとはしてません」「田澤先生の、ご意見をお聞かせください」
⇒簡単な話です。
 術前化学療法中の『どのタイミングでもいい』のです。
 つまり、例を出します。
 11月20日 HER+DTX④
 12月11日 FEC①
1月8日(1月1日は休日のため)FEC②
1月29日 FEC③
・例えば、今の時点で12月11日頃の手術が予約できるのであれば、HER+DTX④で術前は終了し、手術をして、残り(FEC4回)は術後とする。
・例えば、今の時点で1月8日頃の手術が予約できるのであれば、FEC①で術前は終了し、術後に残り(FEC3回)を行う。★
・例えば、今の時点で1月29日頃の手術が予約できるのであれば、FEC②で術前は終了し、術後に残り(FEC2回)を行う。★★
 ○上記の通りです。
 12月11日頃の「手術予約が現時点では無理」であれば、今から「1月8日の手術予約をしてしまい★」FEC①までは術前に行えばいいのです。
 もしも1月8日の予約も無理ならば、★★とすればいいのです。
 ◎抗がん剤は「術前でも術後でも」同等です。FECの前だろうが、FECの途中だろうが「手術はどのタイミングでも構わない」のです。
 
「これからの 治療は、どのように進んでいくのか?」
⇒「術後にFECの残り」を行い、「その後はHERを14回」行います。(ホルモン療法も併用開始「閉経前ならタモキシフェン」します)
 
 ○質問者は「リンパ節転移無」なので、「乳房切除術後の放射線照射の適応」はありません。

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