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今後の手術・治療について

[管理番号:8488]
性別:女性
年齢:60歳
病名:右乳がん 腋窩リンパ節転移 ⅢC
症状:
投稿日:2020年4月28日

はじめまして。
もっと早く田澤先生の事を知っていれば…と悔やまれます。

これからの事をよろしくお願いいたします。

【今までに経緯】
1/(下旬) 針生検 マンモ 超音波検査
1/(下旬) PET-CT検査
2/(上旬)の説明 レベルⅢまでの広範囲に腋窩リンパ節転移を認め、顕微鏡レベルで全身血液中にも癌細胞が存在していると思われる為、手術・抗がん剤が必須。
両者が必要な場合、抗がん剤→手術を勧めます。
体表部に標的がある為治療が無効な場合の方針変更が容易にでき手術の遅れにもならない事・手術侵襲が少ない為仮に抗がん剤後であっても手術合併症は増えない事・むしろ治療効果により切除範囲を縮小できるメリットがある為。

①抗がん剤AC療法(アドリシン+エンドキサン)2週間毎×4回
 パクリタキセル 2週間毎×4回
②手術
③放射線照射(右前胸部~鎖骨上)26y×25回or30回 但し、手術検体で病変消失の
 場合省略
 場合省略の可能性あり。

④抗ホルモン療法 アリミデックス5年
4/(中旬) CT造影 口頭にて縮小が認められるとの事を伝えられる。

以上が主治医から伝えられた内容です。

現在、AC療法の4回終了しパクリタキセル1回目4/(中旬)終了、2回目4/(下旬)の予定です。

術前抗がん剤か手術先行かの選択もできず、私の知識も無く今日まできました。

この状況で田澤先生ならどのような手術・治療をされますか?ご意見をお聞かせください。

今の病院ではがんが縮小され(実際触ると小さくなってます)、リンパⅢまで取ってくれないのではないかと心配しております。
今すぐにでも田澤先生の元に飛んでいきたい気持ちなのですが、新幹線も通っていない遠方でコロナの件もあり悩ましい限りです。
遠方でなければ…コロナがなければ…
もし、この二つがクリアーでき手術をお願いしたい場合、術後の治療の事(地元でするのか)も含め相談可能でしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

術前抗がん剤を「手術を縮小させるために」行う医師が多いですが…
画像上消失したからといって、「細胞レベルで癌細胞が残存している可能性」は「摘出しない限り解らない」のです。

結果として省略されて
 1.(結果的に)そのまま再発しない例
 2.(細胞レベルで残存していた)癌細胞が鎖骨下リンパ節再発として顕在化する例

 上記どちらになるのか? は解らないのです。
 なので、「手術での郭清範囲」も「術後の照射の適応」も(抗がん剤後の画像所見や病理結果ではなく)『抗がん剤前の画像所見を基準に決めるべき』なのです。

「この状況で田澤先生ならどのような手術・治療をされますか?」
⇒上記コメント通り。

 抗がん剤後の「画像所見」は無関係。(おそらく主治医は「画像上、リンパ節も縮小したから郭清はレベル2までにしましょう」と言うのでしょう)

 私であれば、「レベル3までの郭清」と(病理結果とは無関係に)「術後照射(胸壁+鎖骨上)」を行います。

「今の病院ではがんが縮小され(実際触ると小さくなってます)、リンパⅢまで取ってくれないのではないかと心配」
⇒そうなりそうです。

「この二つがクリアーでき手術をお願いしたい場合、術後の治療の事(地元でするのか)も含め相談可能でしょうか?」
⇒勿論!

 術後は照射+ホルモン療法ですね。

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