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小葉がんの大きさについて

[管理番号:8272]
性別:女性
年齢:42歳
病名:小葉がん
症状:
投稿日:2020年2月4日

初めまして。

乳がんと診断されてから、乳がんプラザでたくさん質問を読ませていただき、勉強になっております。

私は小葉がん、ホルモン感受性は80~90%、Ki-67は5%、Her2タンパク陰性
グレードは最初のクリニックでは1ですが、今の病院では小葉がんは測れないと言われました。

CT、超音波、MRI、骨シンチより転移はなしと言われました。

最初のクリニックでは3センチと言われましたが(触った感じも3センチくらいです)
MRIより7センチ、他にも小さいものが飛んでいると言われました。

よって2月(中旬)日に全摘予定です。

こちらで、小葉がんは大きく出るので、乳管癌と同じとして比べてはいけないと読みましたが、7センチは大きすぎて、他にはいないので予後が心配でしかないです。

超音波とマンモからはリンパにはないと言われましたが、詳しくは手術のセンチネルリンパ生検でないと、わからないと言われ、リンパへの転移、予後が不安です。

小葉がんの7センチは乳管癌のどのくらいと同じ考えでいたら良いのでしょうか?
ステージは3になるのでしょうか?

よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「小葉がんの7センチは乳管癌のどのくらいと同じ考えでいたら良いのでしょうか?
ステージは3になるのでしょうか?」

→画像診断で「大きさを」考えても全く意味なし。(手術術式には直結しますが)

 術後病理が出てから考えましょう。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

浸潤性小葉がんの治療内容と再発率について
性別:女性
年齢:42歳
病名:浸潤性小葉がん
症状:病理検査結果
投稿日:2020年3月23日

病理結果が出ましたので、再度質問させてください。

病理検査結果
乳房全摘
浸潤性小葉がん
7×2.5センチ(ほぼ浸潤)
乳頭に2ミリ
ホルモン受容体 90%、90%
HER2 1+
センチネルリンパ節生検査
  術中0/3
  病理1/3 (1ミリ以下の微小転移)
Ki-67 5%
リンパに微小転移ありの為ステージ3A

今後の治療としてタモキシフェンを10年。

放射線はなし。

リュープリンは話を聞いた上で、
どうするか本人次第と言われ、
微小でもリンパにあったことと、
腫瘍が大きいので長い時間体にがんを持っていたことを考え
次回の診察から打つ事にしました。

今後、このような治療で進めていき問題ないでしょうか?
今後の再発率をお教えいただきたいのと
もし副作用が強いようならリュープリンをやめてもその場合再発率は上がりますか?

お忙しい中申し訳ございませんが、
ご回答よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「今後、このような治療で進めていき問題ないでしょうか?」
⇒タモキシフェンと LH-RHagonist併用に関してはステージと年齢を含めれば一般的だと思います。

「今後の再発率をお教えいただきたい」
⇒ステージ3Aとなっていますが…

 大人しい小葉癌であるので実際はかなり低いと思います。(気になるならOncotypeDXしてみましょう)

「もし副作用が強いようならリュープリンをやめてもその場合再発率は上がりますか?」
⇒このケースでの「上乗せ」はそもそも証明されていないので、数値的には大きくはないでしょう。