［管理番号:8851］
性別:女性
年齢:43歳
病名:
症状:
投稿日:2020年9月2日
昨年８月にマンモグラフィーで1cmの腫瘤影(辺縁平滑)が見つかり、エコー検査をしました。
同じ箇所に低エコー領域がみつかり。
１ヶ月後に生検の予約をしました。
しかし、生検の際、怪しい箇所が見つからなくなり、３ヶ月後の再検査となりました。
３ヶ月後のエコーでやはり低エコー領域？モヤモヤした部分が見つかり、再度３ヶ月後の経過観察となりました。
生検はがん細胞があったとしても小さすぎてきちんと取れないからやらないとのことです。
触診でしこりはなく、大きさにも変化はないそうです。
半年後の再検となりました。
し主治医はガンの可能性を否定しきれないと言います。
しこりがない乳ガンの可能性が高いのでしょうか？生検の必要もないということは良性の可能性が高いのでしょうか？主治医は「なんとも言えない」としか言ってくれないので、
不安で仕方ありません。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「生検はがん細胞があったとしても小さすぎてきちんと取れないからやらない」
⇒本当に、残念な診療であり、質問者のような方が全国に居ると思うと「私が出張生検」して全国を廻りたいとさえ思います。
実際にはエコーで見えているものは全て１００％確定診断できなくてはいけません。（それができないなら、名札に「修行中」とでも書いてもらいましょう）
『今週のコラム 208回目 「5mmと小さいから、上手くできないかも…」 そもそも、その発想に問題あり。『超音波で見えるものは、たとえ3mmでも100%確定診断しなさい』』をご参照ください。
★ 「小さいから取れない」として「経過観察ばかりしている」から、いつまでも
（永久に）上手くなれないのです。
チャレンジなくして栄光なし。
どちらにお住まいか知りませんが、「生検希望メール」してもらえば（無駄で不安に溢れた）悩みから解消されます。
ご検討を。