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脂肪によるしこり

[管理番号:4837]
性別:女性
年齢:44歳
はじめまして、脂肪によるしこりとの診断について不安になりご教示お願いいたします。
以前より右胸内側下部に違和感があり、定期的に近隣のクリニックにてマンモ、超音波を受けており異常なしでしたが、
今回乳腺専門クリニックにて超音波検査、マンモを受けましたところ、
エコー技師の方より2センチ程のしこりを指摘されその後院長によるエコーで脂肪しこりと診断をうけました。
その時は明らかに良性の腫瘍、過誤腫とのこと細胞診の必要なしで帰宅しました。
後日、心配になり細胞診をお願いしやはり異常なしとの診断、一年後再受診でした。
数ヶ月後しこりが大きくなっているように思い同病院を再受診。
エコー技師の先生は、やはりしこりがあり良性か微妙なところとのこと。
改めて院長 によるエコーではしこりとして触れるとは思いますが、しこりにもならないもの異常なしとの診断でした。
自触診では、下から上に触るとコロコロと1、2センチほどのものがあります。
異常なしと診断していただきましたがバネ式の細胞診だと確実ではないと聞き、さらに精密な検査の必要はありますでしょうか?
エコーの先生は確実な良性とは言い難い感じで、不安がのこります。
家系的に叔母に乳がんが2人居ます。
先生のご意見お聞かせください。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
エコー技師と、医師(院長)の意見が割れているということですね?
「エコー技師の先生は、やはりしこりがあり良性か微妙なところ」「改めて院長 によるエコーではしこりとして触れるとは思いますが、しこりにもならないもの異常なしとの診断」
⇒普通に考えれば「医師が異常無と診断しているのだから、それでOK」となりますが…
「自触診では、下から上に触るとコロコロと1、2センチほどのもの」「エコーの先生は確実な良性とは言い難い感じで、不安」
⇒「ご本人が触知するもので不安」なのであれば、組織診すべきです。
 ○基本的に「ご本人が触知する腫瘍」は(たとえ、怪しくなくても)万が一があってはいけないと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

こんにちは。
先日は丁寧なお返事ありがとうございます。
以前右胸しこりについて質問したものですが、その後念のため他の乳腺外科を受診しましたところ、しこりは認識しないとのことでした。
病院のエコーの種類によって見えたり見えなかったりするのでしょうか?
また以前から腋に副乳があり左腋の下にコリコリ小豆ほどの少し固いしこりがあり、乳腺外科でエコーを受けたところ、乳腺はあるが心配ないとのことでした。
最近前より触れる気がして受診歴のある総合病院を受診しましたところ、乳腺の先生がエコーをしてくださり、皮膚に近いので皮膚科にと皮膚科へまわされ、そこでまた再度エコー技師に超音波検査を受け、結果9ミリほどの脂肪のかたまりではないかとの診断。
形成外科で組織診を
勧められました。
皮膚科で指摘されたことを再度乳腺の先生にお話ししたところ、技師さんのエコーをご覧になり、これは大丈夫、組織診は必要ないといわれました。
また乳腺にあるものではないとのこと。
私の腋窩は妊娠時から膨らみ出し、現在はそれが垂れるようになりかなり大きい副乳と自覚していましたが、エコーではさほど乳腺は発達していないとのことです。
また現在は掴むように触るとコリコリうごくものですが固く丸いしこりが片方だけあり単体ではなくつながりのあるしこりの様に触ります。
また月経周期で腋の腫れや痛みの変化は以前からあり乳腺そのものを自覚はあります。
他の方への回答を拝見し、副乳は皮膚に近いとのことですが、乳腺科医師の説明と異なり皮膚科に回された事に少し疑問もあります。
明日一応細胞診をしていただく予定ですが
形成外科で局所麻酔し切開して組織を出すと皮膚科で説明を受けましたが、乳腺外科の先生は検査の必要なく、痛い思いをしなくてもとのことですが、正しい検査法なのか不安もあります。
また脂肪のかたまりだとすると
数ヶ月の間に固く触れるようになるのでしょうか?
このシコリを意識してから、心配になり乳腺外科を受診はしましたところ副乳との診断でした。
副乳がんは非常に稀とのことですが、
副乳がんの場合、エコーでわかりますか?
副乳がんは、怖いと聞きますが、かりに悪の場合9ミリは、良くないと思われますでしょうか?
色々心配になりご質問内容がわかりづらく申し訳ありませんがよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
今回の要点は、単純に「副乳癌は(心配しなくても)あれば、絶対におかしいと解
る」ということです。
「もしかして…」と迷う位なら、それは違います。(副乳は皮下直下なので、シコリの硬さをダイレクトに触れるのです) 『尋常ではない硬さ:それが副乳癌です』
結論から言えば「全く無駄な検査」です。
実際のところ「腋窩にできたシコリ」で「乳腺外科医が解らない悪性」のものなど絶対にないのです。
★つまり「乳腺外科医が心配無い」と言っている以上、「それで問題無」ということです。
「副乳がんは非常に稀とのことですが、副乳がんの場合、エコーでわかりますか?」
⇒解るどころか!!!
 是非『今週のコラム37回目 副乳は皮膚のすぐ裏(皮下脂肪が乳腺に比べて非常に少ない)なので副乳癌は「誰にでもすぐ分かる」のです』をご覧ください。
 
 ○勿論医師がエコーすれば「見逃し様がない」わけですが、(それ以上に)ご本人が(皮下直下なので)「コレは、只事では無い硬さだ!!」と『絶対にわかります』
「副乳がんは、怖いと聞きますが、かりに悪の場合9ミリは、良くないと思われますでしょうか?」
⇒絶対に(10000%)副乳癌ではありません。
 (繰り返しますが)副乳癌ほど「解り易い」癌は世の中に存在しないのです。