[管理番号:3473]
性別:女性
年齢:59歳
田澤先生
初めて質問させていただきます。
宜しくお願い申し上げます。
先日乳癌の温存手術を受けました。
術前病理は、
浸潤性乳管癌 ER+100% PgR+80%
Her2 DISHで陰性 グレード1
腫瘍の大きさは約1.5センチ リンパ節への転移はなさそうとのことでした。
ルミナルAだし、早期だから標準治療をきちんと受ければ心配ないと思っていたのですが、手術の時センチネルリンパ節がみつからなかったとのことなのです。
リンパ管を一部取って陰性だったことと、大人しいタイプの癌であることから、リンパ節郭清はしなかったとのことでした。
術後はホルモン剤の服用と放射線治療になるだろうという話だったのですが、センチネルリンパ生検ができなかったことで状況が変わる可能性があるのでしょうか。
センチネルリンパ節同定不能の場合は腋下リンパ節郭清をするという情報も見られ、不安です。
術後の病理結果がでるまでにこの様な場合の治療や予後について学んでおきたいです。
ぜひご教示いただきたく、お願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「センチネルリンパ生検ができなかったことで状況が変わる可能性」
⇒治療方針は変わらないでしょう。
「センチネルリンパ節同定不能の場合は腋下リンパ節郭清をするという情報も見られ、不安」
⇒それは乱暴な話です。
ホルモン療法で「3カ月に1回通院」するわけですから、毎回担当医にエコーしてもらえばいいのです。