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宣告されてからずっと不安です

[管理番号:7441]
性別:女性
年齢:49歳
病名:非浸潤乳腺癌
症状:

3月下旬に乳癌検診を受けカテゴリー3左乳房石灰化ありで要精密検査となりエコーと細胞診を受け5月中旬に1センチのしこりがあり非浸潤性癌と診断されました。
5月下旬に大学病院へ紹介状を書いてもらい行ったところ超音波で診てもらい1.1センチと少し離れたところに0.6センチのしこりがあると言われました。
リンパ節に転移はないと言われました。
針性検をして結果は0.6は乳腺症で1.1は浸潤していると言われました。
その後遠隔転移しているかもしれないとのことでCT.PET.マンモグラフィー、MRIの検査をして今月の(中旬)日に全ての検査結果がでないとステージは言えない、今は言えないと言われ、最初の病院の細胞診で非浸潤乳腺癌と診断されてから今までの間自分のステージがずっとわからなくて不安な毎日をおくっています。

田澤先生のホームページを見て質問させて頂きたいと思い、今わかることはこのくらいしかなく申し訳ないのですが私のステージは今どのくらいなのでしょうか?
早期と思っていいのでしょうか?
非浸潤ではないのでしょうか?
最初に検診した病院ではステージ0期で非浸潤癌と言われたので、その後大学病院へ行ったあとステージも詳しいことも告げられずとても心配です。
(中旬)日に全ての検査結果がわかりますが、セカンドオピニオンをしたいと思います。
田澤先生の病院でセカンドオピニオンして頂きたいのですが、診てもらえるでしょうか?
遠方ですが、信頼できる先生に診てもらいたいですし、手術も先生にして頂きたいと思っています。

どのように手続きをすればいいでしょうか?
早急にでも先生の病院へ行きたいです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

いくつか手懸りがあり、質問者は(針生検で)浸潤癌と診断されましたが、間違いなく「早期乳癌」です。
1.乳癌検診を受けカテゴリー3左乳房石灰化ありで要精密検査
→マンモグラフィーで(マスではなく)「石灰化のみの所見(しかもカテゴリー4,5ではなく)カテゴリー3」であること
 おそらく、このことが(最初の医療機関で)「非浸潤癌と診断された所以」です。
(それだけ画像所見が「しょぼい」ということ)

2.リンパ節に転移はないと言われました
→リンパ節転移を疑う所見はない、つまり画像診断上は1期だということ

「その後遠隔転移しているかもしれないとのことでCT.PET.マンモグラフィー、MRIの検査」
→過剰検査!
 遠隔転移の可能性は「ほぼゼロ」です。
 MRIは拡がり診断(術式決定)のために必要ですが、他は不要です。(しかもCTとPET両方とは!! 大学病院らしい「マニュアル診療」ですね)
 ★被爆の観点からも、経済的な観点からも(CTやPETは)「絶対に」バランスしません。

「今までの間自分のステージがずっとわからなくて不安な毎日」
→どう考えてもステージは1です。

「私のステージは今どのくらいなのでしょうか?早期と思っていいのでしょうか?」
→その通り、1期です。 早期です。

「非浸潤ではないのでしょうか?」
→(大学病院での)針生検で「浸潤癌」と判明したようです。

「田澤先生の病院でセカンドオピニオンして頂きたいのですが、診てもらえるでしょうか?」
「診てもらいたいですし、手術も先生にして頂きたいと思っています」「どのように手続きをすればいいでしょうか?」

→方法は2つあります。

1.セカンドオピニオン
 これは病院代表へ電話して予約を取ってもらいます。
 ★セカンドオピニオンとは「画像を見て意見を述べるだけ」で診察はありません。
(後日、予約を取りなおして診療することはできます)

2.一般診察
 現在、江戸川病院では新患予約していないので「水曜日予約外受診」もしくは「市川での外来予約(2,3か月後?)」となります。

3.手術申し込みメール
 トップページから、このメールをしていただくと、秘書からメールで受診案内があります。

「早急にでも先生の病院へ行きたいです。」
→手術ご希望なら上記3がスムーズです。

「手術申込」メールはこちらをクリックしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

宣告されてからずっと不安です
性別:女性
年齢:49歳
病名:浸潤乳腺癌
症状:

田澤先生。
お忙しい中、質問に答えてくだ
さり検査の結果まで心から安心しました。

ありがとうございました。
乳癌宣告されて
から、自分のステージや病状がずっとわからず、不安が募り精神が不安定になりそんな時に田澤先生の診察を受けることができて心から安心できました。
そして田澤先生に手術をして頂きたいと心から思いました。
先生の手術を受けれる事がどれほどありがたい事か身に染みています。
それなのに次の診察の時に先生に同じ質問や手術の時の不安の質問をしてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回は質問で
はないので書き込んでいいのかととても迷いましたが、どうしても自分の気持ちを先生に伝えたかったのでどうかお許し下さい。
田澤先生に出会えたこと手術して頂けることを支えに気持ちを切り替えます。
先生には感謝しかありません。
ひとつひとつ
質問に答えてくれて、説明して頂いて本当にありがとうございました。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

手術前は皆さん「多かれ少なかれ」神経質になるものです。
手術が終わると皆さん「見違えるように!」スッキリされるのです。
ご安心を。