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鎖骨下、脇下、乳房の痛み

[管理番号:5044]
性別:女性
年齢:44歳
左鎖骨下や脇下、乳房の痛みがあり、区の検診でマンモグラフィを受けました。
結果は良性所見を認めますが、特に心配はなく、経過観察と判断しました。
との事で、詳細は記載されていませんでした。
(6月(上旬)日受診)
今まだ痛みます。
先週には乳頭から透明な分泌物が出て、翌日は白い分泌物がでました。
今はでてませんが、乳輪がふくらんだり凹んだりします。
大丈夫なのかどうか、悩んでます。
お忙しいところ、たいした問題ではない質問かもしれず恐縮ですが、宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
私のこの5000を超えた(祝)QandAの内容を読み進めれば「スグにでも」質問者の症状が(典型的な)「女性ホルモンによる刺激症状」であることに気づく筈です。
「左鎖骨下や脇下、乳房の痛み」「乳頭から透明な分泌物が出て、翌日は白い分泌物」「乳輪がふくらんだり凹んだり」
⇒全く問題無い症状です。
 これは典型的な「女性ホルモンによる刺激症状」であり、44歳の質問者には「卵巣が(閉経にむけて)不安的になっていく様子」が目に見えるようです。
 ♯こんな病気は無いし、決して乳癌を疑う症状ではありません。
「結果は良性所見を認めますが、特に心配はなく、経過観察と判断しました」
⇒これは「要精査ではありません」
 この表現をされると「皆さん、大変気にされて(当院にも)たくさん受診されますが…」検診の主旨とは異なります。
 ここでの「経過観察」という記載の意味は(病院を受診して病院で経過観察してくださいではなく)「毎年、(区の)検診をうけてください」という意味なのです。
(余計な心配をしないように願います)