［管理番号:8799］
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん疑い
症状:石灰化と鎖骨下リンパの痛み
投稿日:2020年8月7日

昨年11月に検診専門クリニックで受けた乳癌検診マンモグラフィー で右上外に集簇性石灰化が写りで精密検査になりエコーをしましたが異常なしでした。
半年後の7月のマンモグラフィー で再検で石灰化が増えている（エコーは異常なし）ため大学病院で2週間後にマンモトーム 検査を受ける予定です。
11月から半年の7月の間に右の鎖骨下がズキズキ痛みが続いたので、癌とは確定してないですが、リンパに転移してるのでは？と不安です。
今は全く痛みはありません。

また、３年前にマンモグラフィー 時に右の乳頭から血性分泌がありました。
その時のマンモグラフィー とエコーは異常なしでしたが、MRIを受けたところ右上外側に直径5ミリの主流が発見されました。
その後、半年ごとマンモとエコーを繰り返し腫瘍が大きくなっていないので恐らく脂肪腫との診断でした。
血性分泌は３年前の一回限り全くありません。
脂肪腫と判断されたものが癌であった可能性、またリンパへの転移の可能性は考えられますでしょうか？

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

リンパ節転移には、「そもそも」症状はありません。

「の間に右の鎖骨下がズキズキ痛みが続いたので、癌とは確定してないですが、リンパに転移してるのでは？と不安」
⇒失礼ですが…

　全くナンセンス！
　冒頭に記載したように「そもそも」リンパ節転移には何ら症状はありません。
　この症状は１０００％「女性ホルモンによる刺激症状」です。
　ご安心を。

　是非、『今週のコラム111回目　　大事なことは、これら①～④の病気など世の中には無いのです。それは（我々医師には）自明なことなのです。』をご参照ください。