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術前化学療法しても完全奏功しなかった場合の再発率

[管理番号:8209]
性別:女性
年齢:43歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:

2019年5月から術前化学療法
最初にドセタキセル、ハーセプチン、パージェタ
3ヶ月
次にFEC療法 3ヶ月
11月末に全摘手術
病理検査結果
浸潤性乳管癌 硬性型
HER2蛋白スコア 3+
ki67 50%以上
エストロゲン、プロゲステロン受容体 陰性
腫瘤径 8mm
リンパ転移 1個あり
術後は放射線治療とハーセプチンとパージェタ9ヶ月です。

リンパ転移があったので、癌細胞が体中に微量に残っていると思うのですが術後はハーセプチンとパージェタだけで再発や遠隔転移大丈夫てでしょうか?カドサイラをした方がいいのでしょうか?
術前化学療法してもリンパ転移があった場合でも再発や遠隔転移しない人はいるのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「リンパ転移があったので、癌細胞が体中に微量に残っていると思う」
→??

 リンパ節転移(リンパ行性)と遠隔転移(血行性)は、全くの別物です。
 あまりにも飛躍した考え方をしている(ネットの影響?/もしくは主治医の影響?)のようなので、気を付けましょう。

「術後はハーセプチンとパージェタだけで再発や遠隔転移大丈夫てでしょうか?」
→勿論、それが「正しい診療」です。

「カドサイラをした方がいいのでしょうか?」
→絶対に、行ってはいけません。

 適応外診療です。
 
 カドサイラが「HER2陽性乳がんにおける術前薬物療法により病理学的完全奏功(pCR)が得られなかった際の術後補助化学療法」の適応追加に関しては
 〇2019年8月に申請が行われていますが、明確な承認取得時期は未だはっきりしていません。
  厚労省による承認は通常ですと1年程度にかかるようです。(つまり早くても2020/8月)

「術前化学療法してもリンパ転移があった場合でも再発や遠隔転移しない人はいるのでしょうか?」
→本気で言っているのですか???

 リンパ節転移を勘違いしているようです。(冒頭でコメントしている通り)
 ★実際にはリンパ節転移は「予後因子の一つ」に過ぎませんよ。
  ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

放射線治療について
性別:女性
年齢:43歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年1月20日

先日は質問の返答ありがとうございました。

術前化学療法しても、腫瘍やリンパ節転移が残っていて完全奏功しなかった事にショックを受けていましたが、また頑張っていけそうです。

気になっているのですが、11/22に手術して1/14からハーセプチン、パージェタを始めたのですが、同時に放射線治療も始めるのですが、放射線科が混んでいて、3月に入ってからの治療になります。
放射線治療は術後化学療法しない場合は術後8週後くらいまでに始めたほうがいいと聞いたのですが、遅くなっても大丈夫なのでしょうか?
それから、化学療法ですが、大体の方が、先にFEC療法をしてドセタキセル、ハーセプチンパージェタ療法が後の方が多いのですが、薬の順番で変わる事あるのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「放射線治療は術後化学療法しない場合は術後8週後くらいまでに始めたほうがいいと聞いた」
→誰から??

 正しくは「術後5か月以内」です。
 ご安心を。

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