[管理番号:5096]
性別:女性
年齢:49歳
田澤先生、昨日質問を送らせて頂きましたが、乳がんプラザを初めてゆっくり拝見し、質問の答えは殆ど書いてある事が分かりました。
更に田澤先生の考え方(特に大学病院等で言われた事に対する)も感激いたしました。
一つ確認したい事は、恐らく非浸潤癌の再発であろうと、癌専門病院で言われました。
今までの主治医が開業した為、違う病院での手術となりますので前回他の病院での非浸潤癌の手術の詳細が大変重要になるとの話でした。
そして、再発は初めての癌と重さが違うとも言われました。
重さの意味が受け止められません。
(前の病院の後の処理などやりたくないという雰囲気も出ていました。)
今回6.6㎜と腫瘍径は小さめですが、再発となると先生がよくおっしゃている腫瘍径の大きさが重要という事は通用しないのでしょうか。
(温存は出来ない事は分かっています。)小さいから少しは安心していましたが不安です。
針生検は
ER80
Prg100
HER2 3+
ki67 5%
です。
乳がんと診断され心配な事ばかり考えてしまう毎日です。
どうぞ宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
今回の質問の主旨が不明です。
私は、その「がん専門病院の医師」なる者が何を言っているのかには全く興味がありません。
事実としては
○温存乳房内再発は乳房温存術を行う以上、ある確率で起こりえるものであり、(その際に)「全摘すれば、最初から全摘と予後は同じ」である。ということです。
がん治療は生命予後がかかっている治療なのだから、上記大前提があってこと、温存術が許容される背景があるのです。
★温存乳房内再発は「全摘」するだけ、それ以上でもそれ以下でもありません。
是非『今週のコラム 84回目 「初回手術の取り残しを摘出するだけでよい」と言う事なのです。』をご一読ください。