[管理番号:2577]
性別:女性
年齢:46歳
2月(中旬)日に乳癌検診し、マンモでは異常無いと言われましたが、エコーにひっかかり、MRIを翌日に撮りました。
(中旬)日に結果を聞きに行き、細胞診を2箇所採取しました。
もう、悪性なんだ!とその事で頭がいっぱいになりながら、毎日このさサイトをみながら眠れない日々がつづいてました。
(下旬)日に、ドクターから電話で全く問題ないと言われて、乳腺症だろうとのことでした。
しこりが触れることを伝えると、注射器でさしたから血腫ではないかとのことですが、消えなかったらまた来なさいと言われました。
いまだに、しこりが触れるのですが、早めに受診する方がいいのでしょうか?
しこりは、左乳首の上(外輪から1センチやや外側より)です。
乱文ですみません。
どうぞよろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「エコーにひっかかり、MRIを翌日に撮りました。」
⇒MRIは診断には無駄です。
結局、今回は何の役にたったのでしょうか?
細胞診をして「問題無」で心配無ならば、(MRIなど撮らずに)最初から「細胞診」すれば済む話です。
「(中旬)日に結果を聞きに行き、細胞診を2箇所採取しました。」
⇒質問者は「MRIの結果」を聞いているのですか?
MRIで「悪性の可能性がある」から「細胞診」をしたのですか?
もしもそう(MRIで悪性の所見)ならば、本当に「細胞診結果が信用できるのか?」が問題となります。
○MRIを撮影した以上、それが診療に活かされなければ「質問者のお金と時間を無駄
遣いしただけ」となります。
きちんと「MRIの所見」と「細胞診の結果」の整合性につき「担当医から納得のい
く説明」をしてもらうべきだと思います。
その上で、(例えば)
「MRIでは乳腺症と乳癌の両方が疑われ(鑑別できない所見であった)」、結果、細胞診で「良性」であっても「MRI所見とは矛盾しない」というような「筋の通った説明」を受けるべきです。
「しこりが触れることを伝えると、注射器でさしたから血腫ではないかとのことですが、消えなかったらまた来なさいと言われました。」
⇒それでいいと思います。
「いまだに、しこりが触れるのですが、早めに受診する方がいいのでしょうか?」
⇒「早め」は必要ないでしょう。
何故なら「MRIと細胞診で診断は乳腺症」と、なっているのですから。(担当医のコメントからは、その診断に自信をもっているようです)
○それでも、質問者が「診断を疑う」のであれば、「針生検」してもらうべきです。