[管理番号:13438]
性別:女性
年齢:47
病名:浸潤性乳管癌
症状:しこりを見つけて診察を受けたら乳がんでした。全摘後は特に症状はありません。
投稿日:2026年02月06日
いつも拝見しており、そのたび勇気づけられておりす。
お忙しい所、このような場を設けてくださり、感謝しかありません。
質問させていただきたいと思います。
2025,12月に左浸潤性乳管癌の全摘手術を受けました。
術後の治療はタモキシフェンのみです。
以下、病理結果です。
・標本の大きさ 165x125x35mm
・部位 left, DBE
・浸潤の大きさ 最大3x3mm, 多数(病変全体38x14x35mm)
・腫瘍のタイプ IDC
・間質量 Scirrhous pattern
・組織異型度(HG) 3 (high grade)
・細胞核異型度(NG) 3 (high grade)
・浸潤度1 f+ s-
・脈管侵襲 v(-) ly(+)やや目立つ
・乳腺断端 陰性を推定
・リンパ節SLN (0/4, H25-05424)
・腫瘍免疫染色 ER: Allred score 5+3=8, PgR: Allred score 4+3=7, HER2:score 1,
・Ki67 LI: 70-80%程度
先生のコラムや皆様のお便りから、
・脈管侵襲は予後因子にはならない(局所因子である)
・t1aはほとんど再発例がない(データもない)
・重要なのはステージと大きさである
ということは理解できました。
と…理解できてはいるのですが、以下質問させてください。
①t1aで浸潤径3mmしかないのに、リンパ管侵襲がやや目立つ、という事象は稀なのでしょうか?
こちらを拝見していても、t1aの方々はリンパ管侵襲が0の方ばかりで…(全てには目を通せていなくて申し訳ありません。)
悪性度が高く、ki67が高いから仕方がないのでしょうか…
②たくさんの患者様を診てこられていると思いますが、以前のQ&Aで、t1aでの再発例は経験がないと仰っておられましたが(いつ頃のQ&Aだったかかわからずなのですが…)、今も同じでしょうか?
③t1aN0で、ホルモン陽性、HER2陰性での考えうる予後因子は、高グレード、ki67高値、リンパ管侵襲有り、若年、という論文?を見かけたのですが、私の場合若年以外がほぼ当てはまっている事が恐怖で…。
再発率が相当低いのは承知しておりますが、その相当低い所が当てはまるのが自分なのではないかと…。
お忙しい所申し訳ありません、ご教示いただけましたら幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
pT1aで全摘は私ならば「ほぼ根治」と考え無治療とします。
もしも患者さん側が希望してホルモン療法をやったとしても、「その再発予防効果は1%以下」と想定され「有害事象や経済的負担などとバランスしない」そう思います。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/26
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