Site Overlay

グレード3、ki67高値の抗がん剤上乗せについて

[管理番号:13384]
性別:女性
年齢:45
病名:乳がんステージ1
症状:
投稿日:2026年01月16日

田澤先生こんにちは。
乳がん告知後何度もこちらで勉強させていただいてます。
ご教示いただけると幸いです。

【経過】
2025年2月
しこりに気づきクリニック受診。
細胞診で10mm程の良性線維腺腫、経過観察と言われる。

同年8月末
引っ越し先の別のクリニックで組織診、乳がんと診断。
〈生検結果〉
ステージ1、12mm、ホルモン陽性、HER2陰性(1+)、グレード1、ki67:18%
全身CTで胸椎に影あり。積極的に転移を疑うものではないとの事。

同年9月
大学病院へ紹介受診
PETCTで骨に高集積、MRIで転移可能性ありとされ、11月始めに骨の切開生検し乳がんの転移は否定。
その後11月末乳がん全摘手術。

〈病理検査結果〉
ステージ1、13mm、ホルモン陽性(ER90/PgR80)、her2陰性(2+)
グレード3、ki67:76.4%
リンパ転移なし

〈オンコタイプ結果〉
RSスコア:15
10年再発率:4%
明らかな化学療法上乗せ効果なし

術後の病理検査結果が大きく変わり、グレード3とki67高値となりました。主治医より、抗がん剤した方が良いと思うが、希望ならオンコタイプを受けてみる事を提案され、受けた結果(低リスク)でした。
その為点滴抗がん剤はなし、閉経前の為リュープリンとホルモン剤に、経口抗がん剤1年を勧められていますが、どうしても心配が残るなら点滴抗がん剤してもよいとの事。
現在リュープリン注射のみ打ちました。

抗がん剤の効果がほとんどないなら避けたい気持ちと、少しでもあるのならはやれる事はやりたいという気持ちで迷っています。

田澤先生のご意見をお伺いしたいです。

(1)
田澤先生のQ&Aを見て、グレードとki67はあくまで参考、予後を決めるのはステージ。という考えとオンコタイプ結果で少し不安は落ち着きましたが、私の場合、グレード3とki67かなりの高値と両方高いです。
この場合でも、オンコタイプ低リスク(中間リスク寄りです。。)なら点滴抗がん剤なしで良いと思いますか?

(2)
ki67高値について検索していると、「clinical Brast Cancer誌2025年4月7日号」の論文をAIが編集している内容を見つけました。

「オンコタイプ低リスクでも、ki67高値なら遠隔転移リスクが高い可能性」という内容のようです。中途半端な知識で申し訳ありませんが、これについて田澤先生はどう思われますか?

(3)
最初にしこりを見つけた時に良性と言われてしまい、当時細胞診と組織診の違いもよくわからず後悔しています。結果、2025年2月から9ヶ月後、11月に手術しましたが、
大きさは3mm程しか大きくなりませんでした。8月の針生検後に少し形が変わった感じはしました。
元々は大人しくて、ここ数ヶ月で悪性度が増したというような気がするのですが、そういう事もありますか?
骨の切開生検の影響も考えられますか?
また、長い期間放置していたので、その分全身に広がっている可能性も高いですか?

(4)
子宮内膜症の持病があり、以前にリュープリンをした時に激しい悪寒戦慄でやめた経験があります。
もし、ホルモン剤がどうしても合わなくてやめる事になってしまう可能性を考えると、頑張って抗がん剤していた方が良いという事もあるのでしょうか?

(5)
手術前に骨転移の可能性ありと言われた頃から精神的に不安定で安定剤も飲んでおり、
地元に転院も考えていますが、治療開始が遅れても問題ないでしょうか?

お忙しい中多くの質問で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

大変失礼ですが…
OncotypeDXで決着がついているのに「少しでもあるのならはやれる事はやりたい」というのは、何か勘違いしている?

(1)
田澤先生のQ&Aを見て、グレードとki67はあくまで参考、予後を決めるのはステージ。という考えとオンコタイプ結果で少し不安は落ち着きましたが、私の場合、グレード3とki67かなりの高値と両方高いです。
この場合でも、オンコタイプ低リスク(中間リスク寄りです。。)なら点滴抗がん剤なしで良いと思いますか?

→当たり前ですよ。(議論の余地なし)

(2)
ki67高値について検索していると、「clinical Brast Cancer誌2025年4月7日号」の
論文をAIが編集している内容を見つけました。

「オンコタイプ低リスクでも、ki67高値なら遠隔転移リスクが高い可能性」という内容のようです。中途半端な知識で申し訳ありませんが、これについて田澤先生はどう思われますか?
→全く却下です。悩む必要なし

(3)
最初にしこりを見つけた時に良性と言われてしまい、当時細胞診と組織診の違いもよくわからず後悔しています。結果、2025年2月から9ヶ月後、11月に手術しましたが、
大きさは3mm程しか大きくなりませんでした。8月の針生検後に少し形が変わった感じはしました。
元々は大人しくて、ここ数ヶ月で悪性度が増したというような気がするのですが、そういう事もありますか?
骨の切開生検の影響も考えられますか?
また、長い期間放置していたので、その分全身に広がっている可能性も高いですか?

→過ぎたことを「あれこれ」考えることは「全く」ナンセンス

(4)
子宮内膜症の持病があり、以前にリュープリンをした時に激しい悪寒戦慄でやめた経験があります。
もし、ホルモン剤がどうしても合わなくてやめる事になってしまう可能性を考えると、頑張って抗がん剤していた方が良いという事もあるのでしょうか?

→ありません。

(5)
手術前に骨転移の可能性ありと言われた頃から精神的に不安定で安定剤も飲んでおり、
地元に転院も考えていますが、治療開始が遅れても問題ないでしょうか?

→問題ありません

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/4
***