[管理番号:13262]
性別:女性
年齢:49歳
病名:乳腺症?
症状:無症状
投稿日:2025年12月01日
田澤先生、お忙しい中どうぞよろしくお願い致します。
市の個別検診 にてマンモグラフィで右側の乳房に尖った影。
3ヶ月後エコー検査で乳管内にしこりが1つ。大きさは8mm5mm4mmと医師が言ってました。
場所は右側乳房6時です。そのとき細胞診をしましたが検体不適正。
その3ヶ月後に再度エコー検査、しこりの大きさは変わらず今度は針生検をしました。2週間後に結果が出てほぼ良性。
私が良かったです!安心しました。と伝えたら医師は画像を見ながらまた3ヶ月後にエコー検査をしましょうと言ってきました。
不思議に思い、医師にこの乳管内のしこりは良性のものだからこの先もずっと良性ですよね?と聞いたところ針生検は一部しか採取できない。乳管内のしこりがモザイクのようになっているから診断が難しいと言われ、3ヶ月後のエコー検査次第でMRI造影検査を受けることになってます。
ここで田澤先生にお聞きしたいのですが乳管内のしこりは良性、悪性の診断は難しいのですか?
またしこりがモザイクのようになってるのもよくあることですか?
またエコー検査造影検査をしたら良性、悪性の診断がはっきりつきますか?
検査の流れとしてこれは普通のことなんでしょうか?
医師は良性とはっきりさせるためにMRI造影検査をするのがそれとも少し悪性を疑っての検査なのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
全く! 世の中このような「曖昧で100%確定診断できない」医師が溢れていることに情けなさを(とっくに)通りこして不快ここに極まれり!
「細胞診をしましたが検体不適正」
「今度は針生検をしました。ほぼ良性。 医師は画像を見ながらまた3ヶ月後にエコー検査をしましょう」
「針生検は一部しか採取できない。乳管内のしこりがモザイクのようになっているから診断が難しいと言われ、3ヶ月後のエコー検査次第でMRI造影検査」
→これらは「きわめて典型的な」診断精度の低い医師を示しています。
検査の流れとしてこれは普通のことなんでしょうか?
→これらの「診断精度の低い医師の」あるあるであり、それらの医師にとっては「普通のこと」なのでしょう。
それではどうすればいいのか?
正に、この嘆かわしい現状を解説し「どうすべきか?」今週のコラムに取り上げることとしました。暫しお待ちを。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/17
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