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術後HER2陰性の治療法について

[管理番号:13152]
性別:女性
年齢:46歳
病名:
症状:
投稿日:2025年10月15日

はじめまして。いつもこちらのサイトで勉強させていただいております。
田澤先生のご意見をどうしても伺いたく、ご連絡させていただきました。

術前のサブタイプは
ルミナールHER2ということで、術前抗がん剤
EC??4 ドセハーパー??4を投与。
ホルモン受容体は強陽性でした。

術後の病理検査の結果
ER-40
PGR-10~20
HER2 陰性
ki<5% とのことでした。 また、原発部分は完全奏功、脇のレベル1 に最大2.3ミリの癌が2個確認されました。 主治医はこれからの治療として、カドサイラと脇への放射線とのこと。 ホルモン療法は途中からいれるかも…との事でした。 カドサイラはHER2陰性でも意味があるのか、また陰性になると保険適用外になるとも聞きました。 kiも低値との事で、抗がん剤の意味があるのかモヤモヤしてしまいます。 また、ホルモン療法は必要ないのでしょうか。 もともと強陽性だったものが弱陽性ということは 脇にあったものはトリプルネガティブ寄りということでしょうか。 お忙しいところ申し訳ありません。 宜しくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

カドサイラはHER2陰性でも意味があるのか、また陰性になると保険適用外になるとも聞きました。
→術前針生検で陽性→(術前抗がん剤で)HER2陽性の癌細胞が選択的に駆逐されてHER2陰性のみが生き残ったと考えているのだと思い餡巣。

また、ホルモン療法は必要ないのでしょうか。
→T-DM1投与終了後に「ホルモン療法は途中からいれる」でいいと思います。

もともと強陽性だったものが弱陽性ということは
脇にあったものはトリプルネガティブ寄りということでしょうか。

→ 「ER-40, PGR-10~20]は弱陽性ではありませんよ。 立派な陽性です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/11/5
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