[管理番号:13129]
性別:女性
年齢:35
病名:
症状:
投稿日:2025年10月07日
田澤先生、初めまして。
今年の4月頃に4cm大の浸潤性の乳がん(ホルモン陰性、Her2陽性)が見つかり、思ったより大きいということで術前化学療法を行うことになりました。
術前化学療法前の検査ではリンパが少し腫れているが針生検後は腫れることがあるから、と追加検査等なく術前化学療法が開始となり、ddAC療法を実施しました。
その後、wPTX療法+パージェタ+ハーセプチンを実施。パクリタキセル12回投与後に乳房温存手術+センチネルリンパ生検となりました。
ちなみに術前の画像検査(MRI、PET-CT)上はがんが消えた、リンパの腫れもないという説明を受けています。
そして、手術が終わった際にセンチネルリンパに転移がなかったのでリンパ郭清を省略したと聞きましたが、元々リンパが腫れていると聞いていたこともあり、術前化学療法で良くなっただけでリンパに転移していた可能性は無いのか、郭清省略で良かったのかという疑問が残りました。
セカンドオピニオン含め、今後のことを検討したいので是非この術前化学療法後のセンチネルリンパ生検の確実性についてご意見をお聞かせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
セカンドオピニオン含め、今後のことを検討したいので是非この術前化学療法後のセンチネルリンパ生検の確実性についてご意見をお聞かせいただければと思います。
→無論、腋窩リンパ節再発には今後十分注意が必要となります。
♯私が他院からの腋窩再発で当院を受診され転院手術するケースで最も多いパターンといえます。
「何でもかんでも、術前化学療法主義」の弊害の最たるものといえます。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/30
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