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長年の経過観察の末の悪性診断

[管理番号:13124]
性別:女性
年齢:52
病名:
症状:
投稿日:2025年10月08日

浸潤性乳癌 10㎜
リンパ節転移 不明
ホルモン 陽性
ハーツー 陰性
ki -67 8%
ルミナールA
先生はじめまして。
過去のQ &Aも検索しながらヒットするものは拝見させていただきました。類似している内容もありましたが、悪性診断が出てしまいましたので、いくつか質問したくどうぞ宜しくお願い致します。
20代で出産した後に1㎝位のシコリに気付き、30代からは市の検診ではなく乳腺外科のある大病院で毎年検査を受けてきました。
石灰化の乳腺症との事で、度々砂の数が多くなった、形が変わった等の診断で3ヶ月~6ヶ月後に再検査になったり、細胞診を行いましたが良性でした。
7年ほど前の検査でマンモもエコーも特に異常なしでしたが、生活環境が変わる事もあり、節目にもう一度針生検をして欲しいとお願いし、数年ぶりに細胞診をしました。
その結果、悪性の疑いありとの診断。
安心するためにお願いしたのにその結果で私も驚きましたが、その時の医師も大変驚いており、画像では悪そうには見えないのに、と仰りました。
(私が細胞診をやって欲しいとお願いしなければそのまま異常なしで終わるところでした)
その後ガンセンターにて様々な検査、組織診も行いましたが、結果的に良性の乳腺症との診断となり、その後はまた元の病院で半年に一回のエコーと年1回のマンモで経過観察をしていました。
しかしガンセンターでの良性診断から2年半ほど経った検査で、少し形が変わったとの診断となり、ガンセンター以来二度目の組織診を行いました。
結果はまた良性。
その後も半年毎の検査を続け四年経ち、また形が大きくなったとの事で、今度は外科的生検を勧められ今年夏に部分切除手術を行いました。
結果、10㎜の浸潤癌
乳ガンは10年かけて1センチになる、良性の乳腺症は悪性にはならない、との認識だったのに、この数年間で細胞診1回、組織診二回行い、半年毎に検査もしていたのに、なぜ?との思いです。

質問①
手術は、半年前と比べて大きくなったからとの理由で、画像でも確実に悪性との判断がついていないまま行いましたのでセンチネルリンパ節生検はやっていません。手術を終え悪性と結果を受けた時に、今からやってもやらなくても良いと言われましたが、やらなかった人には放射線を脇にも当てると説明がありました(既に16回を終了)
それでもリンパの検査は今からでも行った方が良いでしょうか?リンパに行ってるかどうかは、術前のエコーやCT等で多少なりとも分からないものなのでしょうか?

この何年かで数回にわたって細胞診、組織軫をやりましたが、毎回良性診断だった為、その後にすぐ処置(手術や放射線など)をしていません。針検査でがん細胞が飛ぶ、散る等の情報が不安で、医師からもすぐに胸から腹にかけてのCT(造形剤)を撮るよう指示され行いました。今後も乳腺以外の他の検診を欠かさないように言われ、遠隔転移を想像させる様な説明があり不安が増しています。

質問②
現在は毎年、一般の健康診断を受けていますが(胃カメラと大腸検便あり)他にどの部位の検診を受ければ良いのでしょうか?例えば肝臓や腎臓や膵臓などは、異常があれば健康診断の数値だけで分かるものなのでしょうか?大腸は内視鏡をした方が良いですか?

質問③
現在、婦人科には頸部異形成のため半年に一度の受診をしております。ホルモン治療が始まったら、子宮体と卵巣の検査もする様に言われていますが、それはどれくらいの間隔で検査した方が良いのでしょうか?

長くなり申し訳ありません。
やれる事はやり、できる限り毎日前向きに生活したいと思っております。
絶対に10年後を良好で迎え、一年に一度の検診で済む生活が目標です!
でも「ガン細胞が飛ぶ散る」「遠隔転移」などのワードが恐ろしく、安易に針生検、経過観察をして来たことを悔やんでいます。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

本当に長年ですね。
ただ結局のところ「細胞診にしろ組織診にしろ、精度の問題」です。
だからこその「100%確定診断希望メール」の必要性なのです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/29
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