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トリプルネガティブ治療法

[管理番号:13096]
性別:女性
年齢:43
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2025年09月24日

今月乳癌の診断を受けてから、毎日不安でこのブログをみて参考にさせていただきました。
まだわからない事がばかりで心配がつきません。
診断を受けたクリニックから紹介状を書いていただき、今は総合病院で色々な検査をして一昨日結果が出ました。

浸潤性乳管癌
高異形度
トリプルネガティブ
KI67 90%
MRI→腫瘍は中心部4.5cm
   周りに約7cmの範囲に広がり有
エコー→リンパ節に腫れ有りPET検査実施
リンパ節転移の可能性大
追加で腋窩リンパ節の生検し結果はまだです。
ステージは3Bくらいとの事でした。

主治医の治療方針提案は
術前薬物療法を2種類やってから手術し術後薬物療法をすると言われました。
薬剤はキイトルーダを3週間に1回を4回、パクリタキセル+カルボプラチンを毎週で12回。その後キイトルーダ+ドキソルビシン+シクロホスファミドを3週間に1回を4回です。
(術後はキイトルーダを3週間に1回を9回です)
副作用も多いそうなので心配です。

先生は日頃から術前化学療法はあまり勧めていないようですが、私の場合受けるべきでしょうか?

しこりを発見してから2ヶ月程経っていて、自分でも感じる大きさの変化や痛みが増したりしています。
もし化学療法が効かず腫瘍が増大して手術不能となったり、(置いておいた)腫瘍から新たな転移(遠隔転移)がおこらないかも不安です。

トリプルネガティブで再発の可能性も高いようなので、全摘+化学療法は覚悟しています。

もし手術先行が良い場合、先生のところで診察手術をお願いすることは可能ですか?
また手術までの時間はどのくらいかかりますか?

田澤先生の意見をお聞きしたく連絡させていただきました。
どうぞ、よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

内容は了解しました。
まず重要なことはリンパ節転移があるのであれば(それを術前抗がん剤で誤魔化して)不完全な手術をするような医師(失礼!!)ではなく、きちんと病巣を「いかなる時でも」きちんと切除できる、そんな外科医に手術してもらうべきです。
私は、中途半端な手術を見ると「辟易」するし、それを「誤魔化すためにあるかのような」術前抗がん剤ゴリ押し医師には呆れています。

しこりを発見してから2ヶ月程経っていて、自分でも感じる大きさの変化や痛みが増したりしています。
もし化学療法が効かず腫瘍が増大して手術不能となったり、(置いておいた)腫瘍から新たな転移(遠隔転移)がおこらないかも不安

→まさに、その通りです。
担当医は「術前抗がん剤をごり押しする前に」そのリスクについてお話ししましたか?
♯まさか、その場合には「抗がん剤が効かなくて残念でした(それで終わりかい!)」で済ませてしまう(完全に他人事!)つもりでは。

トリプルネガティブで再発の可能性も高いようなので、全摘+化学療法は覚悟しています。
→それでいいのです。

もし手術先行が良い場合、先生のところで診察手術をお願いすることは可能ですか?
また手術までの時間はどのくらいかかりますか?

→1か月少しですが…

手術日を設定したうえで、(短期間、1回?)抗がん剤を手術前にすることも可能です。

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2025/10/9
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