[管理番号:13035]
性別:女性
年齢:43歳
病名:浸潤癌
症状:
投稿日:2025年09月02日
乳がん疑いとなったときから、日々こちらのサイトで勉強させていただいております。
私自身の状況ですが、
左乳房a領域に12ミリ浸潤癌、乳頭下に非浸潤癌があり、8月半ばに左乳房全摘いたしました。
病理検査の結果でホルモン陰性、HER2陽性、センチネルリンパ節転移なし、グレード1、ki67 27%、ステージ1とのことでした。
このときに、断端陽性、12ミリの腫瘍は大胸筋に近い位置にあった?がそれを意識して(?)切除した。追加手術や放射線は不要との病理医の判断との話でした(所々内容がうまく理解できずにあやふやですみません)
今後、治療としてウィークリーパクリ+ハーセプチンを進めていく予定です。
ここで質問ですが
①断端陽性とあるのは、取り残しがあるということでしょうか?仮にあるとしても、
今後の治療でフォローしきれると考えてよいのでしょうか?それとも局所再発を見据えて、日頃から自身で再発の兆候に気をつけていかなければならないでしょうか?
②主治医より、術後治療を受けることにより再発率は10%以下に持っていくことが期待できると言われました。田澤先生の見解も同じでしょうか?
③自身の予後については良好と認識しています。HER2陽性なので術後数年が再発ハイリスクと思っています。この術後数年の再発率が10%、それ以降低下と考えてよいのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
①断端陽性とあるのは、取り残しがあるということでしょうか?
→「12ミリの腫瘍は大胸筋に近い位置にあった?がそれを意識して(?)切除した」
とあるので、(おそらく、大胸筋側)断端陽性という記載はあるが、腫瘍が大胸筋医近い部位(つまり乳腺の深い部位)にあるので、その部分の筋膜も切除するように術中意識して切除しているので「実際は陰性です。ご安心ください」という記載のようです。
②主治医より、術後治療を受けることにより再発率は10%以下に持っていくことが期待できると言われました。田澤先生の見解も同じでしょうか?
→その通り。Anti-HER2 therapyは再発率を半分にします。
③自身の予後については良好と認識しています。HER2陽性なので術後数年が再発ハイリスクと思っています。この術後数年の再発率が10%、それ以降低下と考えてよいのでしょうか?
→toral として再発率10%ということです。(再発しない率が90%)
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/9/17
***