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術後の治療について

[管理番号:12860]
性別:女性
年齢:47歳
病名:
症状:
投稿日:2025年07月04日

昨年12月の定期検診でで集蔟性石灰化がみつかり、1月に総合病院でマンモトーム生検を受けたところ左胸に乳がんがみつかりました。
右胸の検査などもあり、4月(上旬)日に手術となりました。術前検査では、非浸潤性入管がんという所見で部分切除となりました。しかし、類円形腫大核を有する異型細胞が入管内で増殖していため全摘となりました。
全摘前の説明でも、非浸潤がんと言われていました。
5月末に全摘手術をし、センチネルリンパ生検をしたところ、2個中1個に微小転移がありました。
(400cCP/uL.)
微小転移があったので、どこかに浸潤癌があったのだろうとのことで、ステージもあがってしまうとのことでした。
主治医の先生は、微小転移があり閉経前なので術後の治療を迷っておられました。
①飲み薬のみ(10年)
②飲み薬+注射(5年)
③飲み薬+注射+化学療法
④無治療

1月の術前検査では
Nuclear grade1(nuclear atypia,2;mitotic counts,1)
ER:PS5+IS3=TS8
PgR:RS5+IS3=TS8
HER2:score2+
MIB-1 LI:5%
CK19(弱陽性)となっていました。

HER2が2+なのですが、浸潤部が見当たらないないためフィッシュもできないと言われサブタイプもルミナールAかBか、ルミナールHER2タイプなのなも分からないと言われています。
オンコタイプDXも希望したのですか、こちらも浸潤部が2ミリ以下なので出せないと言われました。
そこで質問なのですが
①ステージはいくつにるのでしょうか
②HER2が分からないということはあるのでしょうか
③あまりこういうタイプの人はいないと言われたのですが、珍しいタイプなのでしょうか
④この場合、先生でしたらどういった治療法を提案してくださいますか
⑤次回の受診まで日にちが空いてしまい、手術から2ヶ月近く経つので治療も遅れてしまうのではないかと心配なのですが問題ないのでしょうか

長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

申し訳ありません。
左胸非浸潤性乳管癌で手術し微小転移があった者ですが、先ほどのメールに付け足しさせて下さい。

子宮内ポリープがあり、経過観察でやや大きくなっているとのことでした。
子宮内ポリープがある場合、乳がんの治療法も変わってくるのでしょうか。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

①ステージはいくつにるのでしょうか
⇒pStage1Bとなります。(pT0でもpT1でもpN1miであれば同じステージです)

②HER2が分からないということはあるのでしょうか
⇒そもそも非浸潤癌でHER2を検索しても全く無意味です。

③あまりこういうタイプの人はいないと言われたのですが、珍しいタイプなのでしょうか
⇒そんなことはありません。

④この場合、先生でしたらどういった治療法を提案してくださいますか
⇒一秒も迷うことなく「無治療」です。

⑤次回の受診まで日にちが空いてしまい、手術から2ヶ月近く経つので治療も遅れてしまうのではないかと心配なのですが問題ないのでしょうか
⇒そもそも「無治療、根治」だと思います。

こんにちは。田澤です。

無治療だから、勿論無関係です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/7/21
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