[管理番号:12853]
性別:女性
年齢:62
病名:
症状:
投稿日:2025年06月30日
8年前に浸潤性乳管癌で治療方法を田澤先生に相談した者です。その節は大変お世話になりました。
先生がおっしゃられた通りにホルモン療法単独でずっと順調に過ごしてきましたが、4月の検診時にエコーで同胸に異常がみつかりました。
前回の手術で同時再建していたため、腫瘍がインプラントのそばで近くに太い血管があるという事で組織診はできず、細胞診をして悪性の判定がでました。この腫瘍が局所再発か前回の腫瘍の場所と少し離れているので新しいものかわからないと言われ、
不安のまま手術をしてもらい先日病理の結果がでました。
浸潤性乳管癌 18mm
リンパ管侵襲 1
脈管侵襲 0
核異型度 2
ER - PgR - HER2 -
KI-67 40%
トリプルネガティブです
12月に造影剤のCTをしてもみつからなかったのですが病理の結果が18mmと増殖が早いようで気になります。
今回の手術ではセンチネル生検もしていません。
2個目の癌という事でBRCAの遺伝子検査を勧められ現在は結果待ちです。
今後の治療は抗がん剤のみだと思いますがどの様な治療になっていくのでしょうか?
トリプルネガティブという結果を聞いてから不安でいっぱいです。
田澤先生、お忙しい中申し訳ございませんがよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
今回の手術ではセンチネル生検もしていません
⇒勿論、前回の手術でセンチネルリンパ節生検している筈なので、(すでに乳腺から腋窩へ向かう)リンパ管は無いので「センチネルリンパ節生検はそもそもできません」
画像所見で腋窩リンパ節に転移の所見がなければ、当然「腋窩には手をつけません」
2個目の癌という事でBRCAの遺伝子検査を勧められ現在は結果待ちです。
今後の治療は抗がん剤のみだと思いますがどの様な治療になっていくのでしょうか?
⇒普通に…
トリプルネガティブの標準術後療法であるanthracycline followe by taxaneとなります。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/7/17
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