[管理番号:12838]
性別:女性
年齢:52
病名:トリプルネガティブ
症状:
投稿日:2025年06月22日
初めてメールさせていただきます。乳がんと診断されてから拝見させていただいております。
52才です。
5月(下旬)日に初診。
6月(中旬)日トリプルネガティブと診断されました。
右胸 腫瘍は5センチ位です。リンパに転移がありました。
大きい病院に転院し、6月(下旬)日に骨シンチ、CTを行う予定です。ステージ3Aと言われました。27日に診断があります。
最近、腰が痛くなり、首、背中も痛くなってきました。更に、両手が痺れています。
今まで無治療なので、転移しているのではないか。転移していたらステージ4になってしまい、私はどうなってしまうのか心配しております。
質問
1、骨転移していても根治の可能性はありますか?
2、私は、手術してとってもらいたいです。この場合でも先生がおっしゃっているように抗がん剤はあとがいいのでしょうか?
3、(下旬)日まで待っても大丈夫でしょうか?
4、もし、積極的に治療していただけなかった場合、田澤先生に診ていただくことはできますか?
まだまだ生きていたいです。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
最近、腰が痛くなり、首、背中も痛くなってきました。更に、両手が痺れています。
⇒どうしても皆さん、これらの症状を転移と結べ付けるのですね!
その誤解を解くために「お知らせ」にだしているのですが、もう少し「皆さんの目に入るように」それらの症状が10000%ホルモンの刺激症状であることが目に入る様な工夫をしたいと思います。
★例えば乳がんプラザをクリックすると、最初の5秒間画面の中央に
『乳癌と診断され、ホルモン刺激症状を転移と心配されている方は、まずはお知らせの⑦と(できれば⑤も)見てから先に進んでください』というメッセージが出てくるような仕組みを管理者と相談したいと思います。
今まで無治療なので、転移しているのではないか。転移していたらステージ4になってしまい、私はどうなってしまうのか心配しております。
⇒遠隔転移の可能性は殆ど(確率的に)ありません。
ご安心を。
質問
1、骨転移していても根治の可能性はありますか?
⇒骨転移を疑う症状では全くありません。
極めて典型的なホルモン刺激症状です。
上記お知らせの⑦と(できれば⑤も)まずはご覧ください!!
2、私は、手術してとってもらいたいです。この場合でも先生がおっしゃっているように抗がん剤はあとがいいのでしょうか?
⇒抗癌剤を先にしたほうがいい場合はかなり限定されます。
肝転移などが進行して「その治療が優先」で無い限りは手術先行すべきです。
ただし、質問者は骨転移ではないですよ。
3、(下旬)日まで待っても大丈夫でしょうか?
⇒当然です。
4、もし、積極的に治療していただけなかった場合、田澤先生に診ていただくことはできますか?
⇒遠隔転移はないでしょう。
ただしトリプルネガティブというだけで「術前抗がん剤をゴリ押し」される可能性は
極めて高い
その理由は今週のコラム499回目 術前抗がん剤の闇と影をご覧になれば解ります。
手術、特にリンパ節転移があるのであれば、「そもそも」私がきちんと郭清したほうがいいとは思います。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/7/16
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