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左浸潤性乳管がん後のホルモン療法

[管理番号:12748]
性別:女性
年齢:51
病名:
症状:
投稿日:2025年05月23日

いつもこちらで勉強しています。ありがとうございます。
2020年5月 左浸潤性乳管がんステージ1手術部分切除。
その後抗がん剤(TC)、秋に放射線療法、その後ホルモン療法(タモキシフェン)しました。TC1回で化学閉経後、生理なし。昨年休薬し、がん治療前に凍結した受精卵移植。7月に陽性~この春に出産しました。
もともとホルモン療法は10年と言われていて、あと5年あります。
すでにホルモン療法を再開し、今日現在はタモキシフェンを内服していますが、アロマターゼ阻害薬に、処方が変更になりました。
このQ&Aを読んで、化学閉経と本当の閉経が、違う物であると知りました。
今回薬の変更の際、ホルモン値の測定はしていません。
46歳で化学閉経し、今51歳ですが、昨年(化学閉経から4年経過後)妊娠の為に女性ホルモンを投与して妊娠しました。
今、化学閉経してからは5年経過していますが、この春に出産をした私の場合、完全な閉経と言えるのでしょうか?
完全に閉経していない状態でアロマターゼ阻害薬を使用すると予後に影響すると知り、心配です。
私のような場合、先生でもアロマターゼ阻害薬に変更されますか?
よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私のような場合、先生でもアロマターゼ阻害薬に変更されますか?
⇒年齢的にも(55歳以上でも閉経しない方は最近多い)ちょっと心配ですね。

少なくともエストラジオールを測定するべきでは?

Aromatase inhibitorに替えて、月経再開の兆候が(もしも)出たら早めに病院へ連絡してtamoxifen+LH-RHagonistへ変更しましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/6/12
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