[管理番号:12698]
性別:女性
年齢:41
病名:乳癌
症状:左胸にしこり
投稿日:2025年05月07日
初めて質問させて頂きます。このような場を設けて下さり、そして丁寧に分かりやすく回答されている先生の姿に感謝しています。
有り難うございます。
先日左胸の全摘手術が終わり、病理検査が出ました。
ER→90%3b
PR→70~80%3b
her2→2+(-)
ki67→10%
リンパ→(2/12)
核、組織グレード1
生存率90%
ホルモン剤93%
抗がん剤上乗せ94%
○今後は、放射線治療なし抗がん剤治療なしのタモキシフェン10年ゾラデックス5年の治療になりましたが、田澤先生ならどのような治療を考えでしょうか。
○遺伝子検査をせず病理検査のみで治療を決めて大丈夫でしょうか。
○病理検査と遺伝子検査の違いやまた子どもへのリスクなど分かるのしょうか。
3つの質問をさせて頂きました。宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
生存率90%
ホルモン剤93%
抗がん剤上乗せ94%
⇒OncotypeDXしていないようですが、これは何を根拠とした数値?
○今後は、放射線治療なし抗がん剤治療なしのタモキシフェン10年ゾラデックス5年の治療になりましたが、田澤先生ならどのような治療を考えでしょうか。
⇒OncotypeDXして、その結果に従います。
○遺伝子検査をせず病理検査のみで治療を決めて大丈夫でしょうか。
⇒OncotypeDXは是非行いましょう。
○病理検査と遺伝子検査の違いやまた子どもへのリスクなど分かるのしょうか。
⇒「子供へのリスク」とは遺伝子検査は遺伝子検査でも「BRACAnalysis」のことですね。
OncotypeDXは「ホルモン療法だけでの再発率」と「抗癌剤を行うことによる上乗せ効果」が解ります。(遺伝性乳癌なのか?を調べる遺伝子検査は上記「BRCAnalysis」です)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/6/3
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