[管理番号:12610]
性別:女性
年齢:63歳
病名:
症状:
投稿日:2025年04月04日
初めまして。
母の事でお尋ねします。
2022年に右側線維腺腫の疑い(4mm)と診断され、翌年の検診では「異常なし」と診断されました。ところが、2024年の検診で再び右乳房に腫瘍が見つかり乳癌と診断されました。診断後、2025年1月(下旬)日に全摘手術を受けました。
その際の病理検査の結果が下記になります。
■浸潤性乳管癌、ステージⅠA
■腫瘍径:11×9 mm
■リンパ節転移:陰性
■切除断端:陰性
■悪性度:2
■Ki67:11~30%
■ER:陽性、PR:陰性、HER2:陰性
主治医が「ホルモン療法だけで効果が得られない恐れがあるので、化学療法(TC)も追加で行うか判断に悩む」とのことで、OncotypeDXを行いました。
OncotypeDXの結果は下記になります。
■再発スコア:24
■9年遠隔再発率:10%
■化学療法の上乗せ効果:<1%
■定量的単一遺伝子スコア:ER陽性(11.5)、PR陰性(<3.2)、HER2陰性(8.8)
以上の結果より、「化学療法なし、アナストロゾール5年服用」の治療となりました。
田澤先生がOncotypeDXについてまとめられている記事を拝見し、「閉経後で再発スコア24」の場合、化学療法が必要ない事は承知しております。先生の記事を母に見せ幾度か説明をしたのですが、本人はとても不安に感じております。
特に「化学療法が必要なスコア26と値が近いのに、アナストロゾールの服用のみ」という点を1番気にしています。26と24でスコア的に差がないのに、上乗せ効果が「<1%」になるのかが気になるみたいです。
私も「試験の結果だから…」としか言うことができず困っております。
そこで、田澤先生に①「治療方針は主治医と同じであるか」、②「スコア26では上乗せ効果があるのに24では「<1%」になるのか」をご教示頂きたいです。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
①「治療方針は主治医と同じであるか」
⇒100%その通りです。
②「スコア26では上乗せ効果があるのに24では「<1%」になるのか」
⇒これは「よく」考えればわかるでしょう。
物事には「閾値」が必要であり、25以下と26以上では有意差があるのです。
♯それを言ってしまえば、「26の人」にそんなに効果があるのか?となりますが、
実際には「無論、35の人と比べれば」26の人の化学療法の効果は無論(相対的に)低くなりますが、『そんなことを言っていたら、キリがない』のです。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/4/19
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