[管理番号:12575]
性別:女性
年齢:32
病名:左乳癌 ルミナールややBよりと
症状:腰痛、関節痛
投稿日:2025年03月19日
はじめまして。いつもこちらのサイトをみて、みなさんの辛いお気持ちとても分かります。
まだ若いので共感できる友が少なく。こちらのサイトで同じように悩んでいる方がいて少しホッとしています。
私はちょうど1年前31歳妊娠中期に、胸の発達でしこりが目立つようになり気になって、もともと橋本病があるのでそちらの先生にシコリを診てもらいました。
乳癌との結果で脇にも進んでいるかもしれないと。妊娠中とのこともあり、急ぎで大学病院紹介となりました。
手術左乳房全摘→抗癌剤3クール→出産→残り抗癌剤2種→放射線→ホルモン剤+ベージニオしています。
手術前の診断ではリンパ節にもいっているからステージ2bと言われましたが。
術後リンパ節転移が31個中19個ととても多く3aになってしまいました。
思えば2年前から脇に時々強い痛みを感じて先生に伝えてはいたのですが若いから生理の時のホルモンバランスの影響ではないかと言われて気にしていませんでした。
毎日考えないように子供の前では笑顔を頑張っていますが、子供が寝ているときなど余裕ができると、とても今後について不安恐怖に苛まれます。
この子をしっかりと育てたい。悲しい思いはさせたくないと。なぜ私がなって、癌の母親のもとにこの子は選ばれたのかと。最悪末期になっても死ななければ良いだけ治療頑張れば大丈夫と毎日奮い立たせています。
前置きが長くなりすみません。質問ですが
1→ここまでリンパ節転移の数が多いと、遠隔転移しやすいのでしょうか。
2→先生に術後1年経ってもたまに胸、脇が痛くなるので再発転移していないかとても不安と伝えても。特に回答がえられず。これは神経が痛みを出しているだけなのか
3→ホルモン剤はリュープリン3ヶ月製剤とレトロゾール内服しています。
ここ1ヶ月指の関節、膝、腰椎?腰痛が特に朝方痛みや怠さでベットから起き上がれず、日中も少し痛みます。
育児もあるのでその腰痛なのか。骨転移してしまっているのか。ホルモン剤等によるものなのか
4→半年前の抗癌剤の影響で好中球が安定しないのか、ベージニオ50しか使えず。それも休薬したり再開を繰り返していて。先生にも使えないのが心配と言われました。
どうしたら免疫を上げることができますか。薬の影響なので私自身の行動で変わるものではないのでしょうか。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
思えば2年前から脇に時々強い痛みを感じて先生に伝えてはいたのですが若いから生理の時のホルモンバランスの影響ではないかと言われて気にしていませんでした。
⇒これは「完璧に」勘違いです。
リンパ節転移に症状など「絶対に」ありません。
脇の痛みは「腋窩副乳のホルモン刺激症状」です。
1→ここまでリンパ節転移の数が多いと、遠隔転移しやすいのでしょうか。
⇒リンパ行性転移と血行性転移(遠隔転移)は直接は関係ありませんが、(やはり)
ステージと再発率は統計学的な関連はあります。(ステージの意味を考えれば明確ですが)
2→先生に術後1年経ってもたまに胸、脇が痛くなるので再発転移していないかとても不安と伝えても。特に回答がえられず。これは神経が痛みを出しているだけなのか
⇒痛みを再発と関連付ける気持ちは理解できますが、全く無関係です。
ホルモン刺激症状(化学療法閉経に伴う)です。
3→ホルモン剤はリュープリン3ヶ月製剤とレトロゾール内服しています。
ここ1ヶ月指の関節、膝、腰椎?腰痛が特に朝方痛みや怠さでベットから起き上がれず、日中も少し痛みます。
育児もあるのでその腰痛なのか。骨転移してしまっているのか。ホルモン剤等によるものなのか
4→半年前の抗癌剤の影響で好中球が安定しないのか、ベージニオ50しか使えず。それも休薬したり再開を繰り返していて。先生にも使えないのが心配と言われました。
どうしたら免疫を上げることができますか。薬の影響なので私自身の行動で変わるものではないのでしょうか。
⇒関節痛は「化学療法閉経に伴うエストロゲン欠乏症状」です。
痛みを転移と結びつける気持ちは理解できますが、それは無関係なのです。(沢山のQAを見返してみれば、私が口酸っぱくコメントしています)
正しく理解し、無駄に悩むことは(それが更にストレスとなり)止めましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/4/7
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