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遠隔転移について

[管理番号:12571]
性別:女性
年齢:29
病名:
症状:
投稿日:2025年03月21日

29歳女です。
現在産後半年になります。
妊娠初期の頃から脇のリンパの腫れがあり、妊婦健診の際に相談しておりました。副乳だとの事だったので、様子を見ていましたが、一向に小さくならず、新たなしこりもどんどん大きくなってきたので乳腺外科にいくと、乳がんの告知を受けました。

脇のリンパの転移ありです。
乳がんの腫瘍自体はエコーに全て映らないほど大きく、5センチはないと思うけど、、くらいです。
現在はMRIとPETCTの予約をいれ、鎖骨あたりのリンパも腫れが見られるとのことで脇のリンパと一緒に細胞診?をされました。
恐らく鎖骨まで広がっているということですよね?
そうなるとステージ3cですか?
またもうここまでくると骨などの遠隔転移もしてるんじゃないかと思っています。可能性は十分にありますよね?
また、病院に温存などは一切希望していないので、手術をなるべくやってほしいとお願いしましたが、わたしのような状況なら尚更、術前の化学療法が良いと言われました。先に抗がん剤をやり、手術が半年先でも良いのでしょうか。
もう根治の可能性は0なのでしょうか。
まだ20代、なるべく長く生きたいのです。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

鎖骨下リンパ節は「鎖骨」そのものとは「当たり前ですが」全く違います。
鎖骨下リンパ節に転移がある=鎖骨にも転移というのは「全くの勘違い」ですよ。

鎖骨あたりのリンパも腫れが見られるとのことで脇のリンパと一緒に細胞診?をされました。
恐らく鎖骨まで広がっているということですよね?

⇒冒頭のコメント通り、全くの勘違いです。

そうなるとステージ3cですか?
⇒術前のステージとしては鎖骨下リンパ節=N3Aとなるのですなりますが、術後のステージは「リンパ節の個数」で決まります。(10個以上なら3C)

またもうここまでくると骨などの遠隔転移もしてるんじゃないかと思っています。可能性は十分にありますよね?
⇒それは「おそらく」ありません。(確率的に)

また、病院に温存などは一切希望していないので、手術をなるべくやってほしいとお願いしましたが、わたしのような状況なら尚更、術前の化学療法が良いと言われました。
⇒困ったものです。

鎖骨下リンパ節郭清ができないからといって、術前抗がん剤ありきでは「まともな手術」を期待しようがありませんね。
そんな病院は見限るのも一つの案ですよ。(ご参考に)

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/4/7
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