[管理番号:12345]
性別:女性
年齢:40
病名:浸潤性乳管がん
症状:胸にしこり
投稿日:2024年12月24日
はじめまして
QandAでいつも勉強させていただいてます。
12月に胸のしこり(1.5cm)が乳がんと診断を受けました。
ルミナルb her2 陽性
ki67 50%
浸潤がん
核グレード3
CT検査で肺に腫瘍が見つかり、リンパの腫れも見られたため追加でMRIをする予定です。
転移の可能性があり、なんとか気丈に乗り越えるつもりでしたが不安で堪らなくなります。
先生は乳がんの初診で転移はほぼ無いとおっしゃっていますが、
私の乳がんは悪性度が高いため、転移の可能性があるのでは…と考えてます。
肝臓の腫瘍は1.0cmくらいで、早期に転移してそんな大きくなるものだろうか?とも思います。
また転移だった場合、
有効な治療は見込めるのでしょうか。
長くなりましたが、
ご意見を伺えますと、ありがたいです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
メールに「CT検査で肺に腫瘍が見つかり」という記載がありますが、「肝臓の腫瘍は1.0cmくらい」という文中の記載と(そもそも「件名」に記載のある)「肝転移なの
か」から判断して
(肺ではなく)「肝に所見」と判断します。
追加でMRIをする予定
⇒(肝の精査として)MRIは至極妥当な選択です。
ただ必ず造影(プリモビスト造影 もしくはリゾビスト造影)が必須です。(単純M
RIでは力不足)
また転移だった場合、
有効な治療は見込めるのでしょうか。
⇒「肝転移があった場合」とありますが「肝転移の疑いが強い」と考えるよりも(肝にはいろいろな所見があるので)「嚢胞や血管腫、脂肪肝による変化など」まずはMRIの結果を待ってから考えるべきです。
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/1/20
***