[管理番号:12311]
性別:女性
年齢:47
病名:左乳がん
症状:
投稿日:2024年12月18日
田澤先生
術前のエコー、MRI共にリンパへの転移はなく病理検査では非浸潤癌の診断でした。
非浸潤癌ですが広がりがあるため全摘再建手術となり、術後は無治療になるだろうとのことでした。
センチネルリンパ生検で3個中1個に転移があり腋窩郭清しました。
術後病理検査の結果
浸潤 5.5ミリ×1
腋窩リンパ節転移 5個
血管侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
核異型度 2
組織学的異型度 2
女性ホルモン受容体ER 陽性
PR 陽性
HER2 0 陰性
Ki-67 22%
術後治療
化学療法 2週間に1回
AC療法×4
タキサン系×4
放射線治療
ホルモン治療
タモキシフェン 10年
ベージニオ 2年
無治療と考えていたので抗がん剤が必要とことでとても動揺しています。
副作用を考えると怖く前向きになれません。
放射線とホルモン治療のみにした場合と
抗がん剤治療もした場合では再発率はどれくらいの違いがでるのでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますがご回答お願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
OncotypeDXがこの日本でも保険適応となり、アメリカでは「OncotypeDX無の抗癌剤推奨はありえない」この時代に、いまだに「リンパ節転移=抗癌剤」という乳腺外科医がいることに(驚きを通り越して)憤りを感じます。(この手の乳腺外科医はまだまだ全国に潜んでいるようです)
無治療と考えていたので抗がん剤が必要とことでとても動揺
⇒OncotypeDXしましょう。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/1/2
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