[管理番号:12164]
性別:女性
年齢:45
病名:肉芽腫性乳腺炎
症状:
投稿日:2024年10月28日
2023年2月左乳房痛、ハリとしこりが一気に出現。しこりの大きさは13センチ程度。
2023年3月には関節痛も発生し、都内の中核病院にて肉芽腫生乳腺炎の診断をうける。
2023年3月末よりプレドニゾロン30mgからスタートして、2024年10月上旬までの1年7ヶ月かけて少しずつ減薬していきました。
現在は、薬を完全にストップして約1ヶ月経ちます。
今でもまだ1-2センチ程度のしこりやハリ感が残っています。主治医からは、薬をやめてそのまましこりがなくなる人もいるし、もししこりがこなまま残った場合はマンモトームで削ると言われており、次の診察は2025年年明けを予定しています。
薬をやめてから、重痛い感じやしこりがやや固くなったような感覚の時があり、このまましこりが残るのではと感じています。
質問ですが、残ったしこりはどのようにしたらいいのかという事です。
主治医からは、マンモトームでは、全て綺麗に削るのは難しいと言われています。多少でもしこりが残った場合、乳がん検診で要精密検査が毎年出てくるのも困るし、万が一しこりの近くに乳癌が出来た場合、異変に気付きにくいのではと心配しています。
マンモトームで削る以外で、この病気を完治させる方法は他にありそうでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
質問者の本筋とは外れますが…(ちゃんと、後半で回答するのでお許しください)
2023年2月左乳房痛、ハリとしこりが一気に出現。しこりの大きさは13センチ程度。
2023年3月には関節痛も発生し、都内の中核病院にて肉芽腫生乳腺炎の診断をうける。
⇒「関節痛」は肉芽腫性乳腺炎の(半数まではいきませんが)極めて特徴的な随伴症状と言えます。
これを「自己免疫疾患?」として「皮膚科やら、膠原病内科やら」へ紹介しつつ「針を刺しても膿も出ない」などといいながらズブズブ針を刺したりドレーンを入れたり「抗生物質」を無駄に内服させていた(かつての)千葉県海沿いの有名病院とは隔世の感があります!
♯かなり古い時代の「今週のコラム」をご参照のこと。
2023年3月末よりプレドニゾロン30mgからスタートして、2024年10月上旬までの1年7ヶ月かけて少しずつ減薬していきました。
⇒これは本当に驚き!
私が(自分で成功体験を重ねながら積み重ねていった)プレドニン30mg⇒漸減して(最終的に)1年半程度
これを実践している病院があるとは!
大変感動しました。(数年前の千葉県の亀○病院とは実に…)
薬をやめてそのまましこりがなくなる人もいるし、もししこりがこなまま残った場合はマンモトームで削る
⇒「マンモトームで削る」までも!(私と同じ)
質問ですが、残ったしこりはどのようにしたらいいのかという事です。
主治医からは、マンモトームでは、全て綺麗に削るのは難しい
⇒ある程度小さくなれば(1cm以下)ならMMTEで完全に削れます!(結構粘ることになりますが…)
マンモトームで削る以外で、この病気を完治させる方法は他にありそうでしょうか。
⇒いずれは完全になくなります。
ただ再燃する場合や、「もっと完全にしたい」のであれば、再度「プレドニンを開始」⇒小さくなったら完全にMMTEで削ることは可能ですよ。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/12
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