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ページニオと内分泌療法について

[管理番号:12086]
性別:女性
年齢:50
病名:硬性型浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2024年09月27日

2024/03 右乳腺部分切除、断片陰性
ER:95%
PgR:90%
HER2:陰性
Ki67 40%

2024/04より
ddAC→ddPTX→RT(15回)
を昨日終えたところです。

この後、内分泌療法?CDK4/6
の予定ですが

2024/04抗がん剤治療するまで
生理が定期的に来ていた為(その後は一度もきていません)まだ閉経前と考えられるので、閉経後の状態を作って

ページニオ?リューブリン?
アロマターゼ阻害剤

を選択すると。
理由はページニオ?タモキシフェン併用の安全性が確立されていない為とのことでした。

①先生のご判断だとどうなりますか?

②リューブリンを打って閉経後の
状態にすることが必要なのでしょうか?

お忙しい中すみません、ご回答よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。 田澤です。

生理が定期的に来ていた為(その後は一度もきていません)まだ閉経前と考えられるので、閉経後の状態を作って
ページニオ?リューブリン?
アロマターゼ阻害剤
を選択すると。
理由はページニオ?タモキシフェン併用の安全性が確立されていない為とのことでした。

⇒これは、まさにその通り正しい考え方です。
質問者は化学療法閉経の状態であり、(担当医のおっしゃる通り)本物の閉経ではないので「閉経前の状態」と言えます。

①先生のご判断だとどうなりますか?
⇒担当医に賛成します。

②リューブリンを打って閉経後の
状態にすることが必要なのでしょうか?

⇒その方が(つまり閉経後のホルモン療法であるアロマターゼ阻害剤の方が)エビデンスがしっかりしているのです。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/5
***

  

質問者様から 【質問2】

リューブリンについて
性別:女性
年齢:50
病名:
症状:
投稿日:2024年11月11日

先日はご回答ありがとうございました。

先月、リューブリンを開始する前のホルモン検査の結果が下記になります。
黄体化ホルモン 47.6mlU/ml
卵胞刺激ホルモン
110.6mlU/ml
エストラジオール
18.3pg/ml

ほぼ閉経の状態と思われるとのことです。

リューブリンの1ヶ月製剤を先月したところ
下半身に蕁麻疹、今月も打った後に発熱。

リューブリンをいつまで続けるのが良いか教えて頂きたいです。

主治医からは開始から2年間は必要と言われてますが副作用が出てるのであまり続けたくないのが正直な気持ちです。

よろしくお願いします。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。 田澤です。

先月、リューブリンを開始する前のホルモン検査の結果が下記になります。
黄体化ホルモン 47.6mlU/ml
卵胞刺激ホルモン
110.6mlU/ml
エストラジオール
18.3pg/ml

ほぼ閉経の状態と思われるとのことです。
⇒違います。
まだ閉経値ではありません。

リューブリンの1ヶ月製剤を先月したところ下半身に蕁麻疹、今月も打った後に発熱。
リューブリンをいつまで続けるのが良いか教えて頂きたいです。
主治医からは開始から2年間は必要と言われてますが副作用が出てるのであまり続けたくないのが正直な気持ちです。

⇒副作用があるのに敢えてLH-RHagonistに拘る必要は全くありません。

Tamoxifen+abemaciclibにしましょう。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/28
***