Site Overlay

右乳房部分摘出術後微小浸潤癌 0.9mm ホルモン治療をするかしないか

[管理番号:12085]
性別:女性
年齢:54
病名:右乳房微小浸潤癌
症状:
投稿日:2024年09月27日

54歳(閉経後4年)女性。先月初旬、右乳房部分摘出術を受けました。腫瘍サイズ25×15mm、浸潤径0.9mm 、pT1mi、リンパ管・血管侵襲0 、リンパ節転移なし、核グレード1・
核異型度2・核分裂1 ER陽性80% PgR90% HER2陰性 ki-67 2.1%でした。ホルモン治療は必要でしょうか? 主治医には、アロマターゼ阻害剤は必要無いと思うが飲む事のデメリットを考えても飲むという事であれば飲んでもよい。と言われて迷っています。

迷っている点は、①部分摘出後のルミナルAでアロマターゼ阻害剤を飲むと飲まないで、再発率が何%違うか?
②部分摘出後「米国のがんセンターNCCNガイドラインでも温存乳房内再発を予防する目的でホルモン剤を服用することは考慮してもよいとされてる。」の「考慮」をどう考えたらよいか。
③病理結果のコメントに「間質浸潤を示す浸潤性乳管癌成分を少量認める。一部に石灰化あり。浸潤巣は複数みられるが、最大の浸潤巣でも大きさは900μmである。」とあって、「石灰化あり」「浸潤巣は複数みられる」ことが又悪性になる前段階なのではと怖く、飲んでおいた方が良いのでは、しかしアロマターゼ阻害剤の副作用も大きく感じ、判断に困っています。
お忙しい中申し訳ございませんが、この状況での先生のお考えなど教えていただけませんでしょうか。宜しくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私は膨大な患者さんの手術をしていますが、未だかつて(そして、無論これからも)
微小浸潤で術後薬物療法はしません。(無論、温存手術の場合は術後温存乳房照射のみ行います)

この状況での先生のお考えなど教えていただけませんでしょうか。宜しくお願い致します
⇒上記の通りです!
無治療!

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/5
***