［管理番号:12003］
性別:女性
年齢:37
病名:
症状:
投稿日:2024年09月01日

田澤先生こんにちは。

恥ずかしながら３歳の子供にいまだに授乳をしております。生後すぐから右側は陥没傾向で飲みにくかったため、左側のみしか与えていませんが、右側もたまにおしてみると初乳のような濃い黄色と白い母乳が分泌されている状況でした。

6月にふと、どれくらいでるのかと思い、右側を強めに何回か押したところ、いつもの初乳のようなものがでおわると、オレンジ色の油分が多い分泌に、赤茶のように見える小さな点々がういていたため、乳腺クリニックを受診しました。

別件で昨年10月にもエコーとマンモ、4月にもエコーをしていて、今回のエコーにはなにもなかったので、おそらく一時的にでているだけだからと分泌の細胞診をしましたが、クラス3の疑陽性でした。

リンパ球few
赤血球＋＋
泡沫細胞＋＋
導管上皮細胞few
異型細胞few

判定区分　判別困難
クラスIII

血清背景に泡沫細胞を認める中、核腫大、クロマチン増量、核形不整を示す乳管上皮由来の異型細胞を少数認めます。
乳管内乳頭種を含めた乳頭状病変が示唆されます。要精密検査

先生は、3までは良性なのでまた3ヶ月後にと言われましたが、書いてある内容が不安だと伝えたら、血清成分が出るとどうしてもこうなる、心配だったらMRIで確定診断しますか？と言われたため、近隣の診断センターのようなところでお願いしました。

所見
背景乳腺の増強は中等度で、対称性です。

右乳腺：E領域やA領域に長径７ミリ大の増強結節が複数見られます。造影後のtime
intensity curveはmedium-persistent patternで良性パターンです。繊維腺腫などの良性腫瘍を疑います。その他小さな増強域が多数見られますが、乳腺症や背景乳腺に伴う増強域と思われます。

左乳腺：明らかな増強される結節を指摘されません。その他、小さな増強域が多数見られ、乳腺症や背景乳腺に伴う増強域と思われます。

両側腋に有意なリンパ節腫大を認めません。

読影結果
右乳腺E領域およびA領域増強結節…繊維腺腫などの良性腫瘍の疑い
とのことでした。

先生には小さなしこりがあるみたいだから、それが原因かもね、まぁ3ヶ月後には止まってると思うから大丈夫、また3ヶ月にと言われました。細胞診はしなくていいですか？と聞いてみましたが、小さすぎてできないと言われてしまいました。エコーで見つけられないから、そう言われてしまったのでしょうか…。

心配だったので、別のクリニックでもエコーをしてもらいましたが、なんとなくこれかなー？というものが2つあるようで、９ミリくらいのものともう少し小さいものとのことでしたが、繊維腺腫か乳管拡張か、乳管内乳頭種か区別がつかないけど、いずれにせよ良性だから3ヶ月ごとにエコーしてみましょう、とのことでした。

ちなみに9月現在、左側は授乳中ではありますが、両側多孔性、右は茶色まではいかないようなオレンジのような山吹色のようなものがでる箇所や白っぽい箇所、薄い黄色、赤オレンジの点々がたまに浮いてくるような状態です。右側は授乳をしていないため、使われていない母乳が変化してこのような状態になっているのかと思う反面、異形成がでているうえに、MRIに腫瘍がうつっているため不安です。

田澤先生は分泌細胞診は意味がないとおっしゃっておられますが、私のような異型細胞がでている場合はどのようにお考えですか？やはり乳管内に病変がある場合のみにしか異型細胞はでてこないのでしょうか…。何も異常がない乳管には異型細胞はでてこないものなのでしょうか。クラス3の異型細胞がある＝ADHや前癌病変の認識でしょうか。

また、エコーでは見つけにくい腫瘍のようですが、MRIで領域と７ミリ大サイズとわかっている場合でも、細胞診は難しいのでしょうか。去年も今年の春もエコーでは見つけられていないので、いきなり出現したのでは？など不安です。エコーでは見えにくいしこりもあるのでしょうか。（触ってもどこにあるか私もわかりません）

そもそも左のみとはいえ授乳中であるため、両側多孔性と考え、深く考える必要はないのでしょうか。しかし、MRIでは腫瘍があるようなので落ち込みます。E領域はまさに乳頭付近なので、乳管内乳頭種が濃厚なのか、繊維腺腫ができることもあるのでしょうか。

仮に癌だった場合、段階としては非浸潤のレベルでおさまっているのでしょうか。

また別のクリニックに行って細胞診をお願いしてみようかとも思っておりますが、こんなにもやもやするくらいなら、遠方ですが、田澤先生に確定診断をして頂きたいと思っています。この場合、今から3ヶ月後に予約がとれたとして、すでに手遅れになっていることはないでしょうか。他にも経過観察をしている病気があること、またメンタルがかなり弱いため、毎日気にしてしまってとても辛いです。

田澤先生の様々な回答を読ませて頂き勉強している限り、私が受けている診察は意味があるのかと心配になっています。

お忙しい中恐れいりますが、どうぞ宜しくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

分泌細胞診は意味がないので私は一切行ってませんし、（他院で行って）それを持参されて受診してきても「全く」気にしません。

ちなみに9月現在、左側は授乳中ではありますが、両側多孔性、右は茶色まではいかないようなオレンジのような山吹色のようなものがでる箇所や白っぽい箇所、薄い黄色、赤オレンジの点々がたまに浮いてくるような状態
⇒そもそも授乳中の「多孔性」分泌を気にする理由は「全く」ありません。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/9/11
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