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鼠蹊部転移について

[管理番号:11765]
性別:女性
年齢:45歳
病名:
症状:
投稿日:2024年04月28日

???妻のことでよろしくお願いします。

?6年前小葉癌で右乳房全摘、センチネルリンパ節微小転移あり、オンコタイプの結果からタモキシフェンで治療していましたが、胸壁再発し今年1月に手術、放射線16回の後リュープリン、フェソロデックス、ベージニオで治療しています。

局所再発の際、PETでの遠隔転移なし、腋窩リンパ節エコーも問題なし、直近の腫瘍マーカーも変化なしでしたが、昨年の夏頃から自覚していた右鼠蹊部の皮下腫瘍を先日皮膚科で切除し病理検査の結果乳がんの皮膚転移と診断されました。

・これは遠隔転移ですか?皮膚科では皮膚転移と言われましたが鼠蹊部のリンパ節転移という事でしょうか?血管に入り込んでいる可能性は高いですか?
局所再発と同時期に鼠蹊部にも出てきたものだと思いますどの様な状況と理解したらよいでしょうか?

・鼠蹊部に放射線、追加手術など必要でしょうか?

・妻は抗がん剤治療をする場合、8月に大切な予定がありそれまではベージニオで治療、その後抗がん剤を望んでいますが一刻も早く始めるべきでしょうか?

・根治を望める状況ですか?

主治医の診察が来週あり報告しますが、鼠蹊部という事で混乱しています。

よろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

昨年の夏頃から自覚していた右鼠蹊部の皮下腫瘍を先日皮膚科で切除し病理検査の結果乳がんの皮膚転移と診断
⇒マージンが不十分であれば、追加手術すべきでしょう。

それ以外は、そのまま(CDK4/6inhibitor)継続でいいと思います。
皮膚転移ではなく、鼠蹊部のリンパ節転移でしょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/5/8
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