[管理番号:11364]
性別:女性
年齢:55歳
病名:左乳がん浸潤癌・非浸潤癌
症状:
投稿日:2023年10月11日
いつもQ&A拝見しております!宜しくお願いします。
セカンドオピニオンも考えたのですが、遠方の為一度こちらで相談させてください!
8月末に左乳房部分切除手術
ステージ1
浸潤径 多発浸潤有り0.5cm
腫瘍径 4.3cm 腫瘍の悪性度1
リンパ転移無し
脈管侵襲なし
HER2陽性3+ ホルモン反応なし
Ki67 10~15%
以上、病理検査の結果ですが、放射線は必須とのこと
抗HER2療法・抗がん剤パクリキタセルを治療方針で推奨されています。
術後の傷が完治次第やらなくてはいけない為(抗がん治療やる・やらないを)
先生の意見教えていただきたく質問しました!必要でしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
抗HER2療法・抗がん剤パクリキタセルを治療方針で推奨されています。
⇒「そもそも」浸潤径1cm以下、リンパ節転移無の術後補助療法として抗癌剤が有効であるというエビデンスはありません。
質問者は最大浸潤径が5mmなので通常抗HER2療法の適応とはなりません。(少なくとも、抗HER2療法を勧める根拠がないのです)
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/10/23
***
質問者様から 【質問2】
再発の場合の治療について
性別:女性
年齢:55歳
病名:左乳がん浸潤癌・非浸潤癌
症状:部分切除
術後傷口がまた内出血・圧力で破れてしまい傷の治療中の為(合併症の一例)局所治療放射線はまだやっておりません。
投稿日:2023年10月25日
お忙しい所、敏速な回答ありがとうございました!
術後の抗がん剤治療の必要性がないと言われ安心しております。
と、同時に一つどうしても気になっていることがあり再質問させていただきました。
主治医先生の説明のなかで、
今、抗がん治療をやらないで再発した場合は一生抗がん剤治療をやるようになります!といわれた事です。
人生折り返し地点でこのような病気になり、もし再発して何十年も治療する事を考えたら、
今我慢して予防の為の治療を(一年半ぐらい)したほうが安心なのではないか?と思う自分もいます!
先生にはまだ術後間もなく、なってもいない事を考える事自体ナンセンスと言わそうですが!?
どうか今一度アドバイス頂きたいです。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
回答は前回と全く同様(今後同じ質問は拒否します)
Evidenceのないchemotherapyやanti-HER2 therapyを勧めることはありません。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/11/2
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