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乳がん術後治療について

[管理番号:11102]
性別:女性
年齢:37歳
病名:乳がん トリプルネガティブ グレード3 ki67 80%
症状:
投稿日:2023年5月16日

先日乳がん部分切除を終え、術後の治療で悩んでいます。
キイトルーダ、パクリタキセル、カルボプラチンの術前化学療法を行いました。
子供の頃に横紋筋肉腫でエピルビシンを使っていた為、ECの治療はできませんでした。
キイトルーダの効果はあったのですが、副作用でグレード3の大腸炎になり2ヶ月近く入院になりました。
現在は回復しております。
大腸炎の退院後はカルボプラチンとパクリタキセルの抗がん剤をし、手術となりました。
キイトルーダ中止後の抗がん剤治療は、ガンが数ミリ小さくなった程度で、あまり効果ありませんでした。

キイトルーダを使用した時はみるみる腫瘍が小さくなっていましたが、キイトルーダ中止後再び腫瘍が大きくなりました。

そこで術後に再びキイトルーダを使うべきなのか悩んでいます。
副作用の心配はあるのですが、悪性度の高い乳がんなので内服の抗がん剤と放射線治療だけで再発しないのかと不安です。
主治医は副作用の心配はあるが、数回だけでも使っても良いのではないかという考えで、私も再発のことを考えると使用した方が良いのかなと悩んでいます。
ご意見よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

主治医は副作用の心配はあるが、数回だけでも使っても良いのではないかという考えで、私も再発のことを考えると使用した方が良いのかなと悩んでいます。
ご意見よろしくお願いします。

⇒私なら「絶対に」勧めません。

再発治療とは異なり、(術前)術後の補助療法はあくまでも「予防」なのです。
予防目的で行う治療で生命を危機に曝すことは誤りです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/24
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