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術式の選択と高齢者の再発時

[管理番号:10328]
性別:女性
年齢:81歳
病名:混合型粘液癌
症状:ルミナルA、術前ステージ1期、乳頭付近の下方に1.8cmの腫瘍
投稿日:2022年6月1日

医師からは全摘、温存ともに可能と言われております。
術式による生存率の違いはないが、温存だと局所再発率が若干高いとのこと。

今回温存を選択した場合、90歳超など高齢になった際に局所再発したときは、年齢的にやはり全身麻酔の全摘は適用できないと思うのですが、そう考えると生存率は今回温存を選択した場合少し下がると考えるべきでしょうか?

年齢的に、今後の再発を考慮した場合、全摘を選択すべきでしょうか?

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

90歳超など高齢になった際に局所再発したときは、年齢的にやはり全身麻酔の全摘は適用できないと思う
⇒「そもそも」この考えが誤りですよ!

乳癌の手術は「初発であれ、乳房内再発であれ」90歳以上でも「何の問題もなく」できます。(90歳代の手術は、まったく普通ですよ)
ご参考に。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/11
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