[管理番号:10081]
性別:女性
年齢:46
病名:右浸潤性乳管癌
症状:背中と腹部のかゆみ
投稿日:2022年2月13日
田澤先生、こんにちは。
いつも乳がんプラザで勉強させていただいたり、勇気をもらったりしています。
昨年6月に手術を終え、現在は術後補助療法としてハーセプチン投与およびタモキシフェン服用中(5か月目)です。
先週、ハーセプチン投与10回目をしたのですが、その2日後から、突然、主に背中と腹部(特に背中)にかゆみが現れました。
結構ひどいかゆみです。
もともとは乾燥肌ではないのですが、乾燥によるものかと思い、ヒルロイドローションを何度も塗布しましたが、まったく軽減しないので、乾燥によるものではなさそうです。
他に心当たりがなく、ハーセプチンまたはタモキシフェンの副作用かもと思い心配しているのですが、先生の豊富なご経験上、ハーセプチンやタモキシフェンの副作用として、背中や腹部に強いかゆみが現れることは多いでしょうか。
また、次回2週間後の診察(ハーセプチン投与11回目)まで我慢せずに早めに乳腺外科の主治医に診てもらうべきか、皮膚科を受診するべきかも悩んでいます。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見いただけると嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
ハーセプチン投与10回目をしたのですが、その2日後から、突然、主に背中と腹部
(特に背中)にかゆみが現れました
⇒trasutuzumabによるアレルギー(薬疹)と思います。
次回より抗アレルギー剤を併用してみては如何でしょうか?